2019年02月05日

続々 ゲージ論始まる

車輪厚の薄いHO車輪については、思っていた通り、問題が多いようです。Fine規格ではなくStandard規格の線路用車輪となっています。しかし、規格通りの市販線路がありません。売る方も売る方ですが、買う方も買う方です。このような特殊な製品を使いこなすには経験と技術が必要と注意書きを添えるべきです。使う方も「線路を自作するなど当たり前と思って使うべきです。12 mm13 mmも同様です。非常に特殊な製品と理解し、誤解を招かないようにしたいものです。ほとんどの場合、既成線路を利用しているようですね。ゼロから作る意思がない方が多いようで、既製品を流用しているように思われます。実際にポイントを作って走行させると、すぐにわかると思います。メーカーの個々の都合に左右される状態のようです。これらは、メルクリンのように互換性のなく、自己完結の、ごく一部の人がマニアックに楽しむ特殊カテゴリーと認識すべき製品です。鉄道模型の規格外で、規格とは無縁の製品です。 

線路規格ゲージの名は、NMRA Standard gaugeが正しいようですが、普通NMRAゲージと呼んでいます。ハンドスパイクをしながらレイアウトを作っている私には、最も重要なツールです。店で見かけるとうれしくなってすぐ購入し、すでに数枚持っています。あると便利ではなく、無ければ何もできないレベルです。レイアウト、車両制作に必要な秘密?が詰まっています。これなしに規格を論ずるな、と言いたいぐらいです。日本の模型店にほとんど見かけないのは恥ずべきことです。ご自分の車両をこれでチェックしてみてください。これで調べて問題がなければHOスケールです。縮尺についてはこのゲージには何も書いてありません。

dda40x氏のおっしゃる通りです。12mm13mmの方は、線路規格ゲージを作って頒布してから、発言してほしいと思います。
                                                                                             (おわり)



コメント一覧

1. Posted by きんぎょ/中澤   2019年02月05日 17:27
NMRAゲージは、O Gauge、HO Gaugeの他、On3 Gauge,Sn3 Gauge,HOn3 Gauge,On30 Clearance Gauge.N Clearance Gaugeもあります。NMRA会員価格は、O用$9.95、HO用$5.00です。数年前にHO Gaugeをまとめて購入して所属クラブのメンバーに配りました。が、どうも活用している方は少ないようです。ハンドスパイクし、ポイントも自作するので、私はこれがないとどうにもなりません。車輪もほとんど組み直すので、ノギスなどではチェックゲージを確かめるのは面倒です。
3. Posted by ゆうえん・こうじ   2019年02月07日 00:28
 Empirebuilder氏のいわれる日本型HOは、山崎喜陽氏が提唱された16番の概念とほぼ同じと思います。日本型HOは米国のHOとは違うと主張されたいのかもしれませんが、この理屈でいうと英国の00という呼称も意味がなくて、英国型HOと呼べばよいということになると思います。
 一番ゲージやOゲージは、ひとつのゲージ名で複数の縮尺を内包しているといわれるのはそのとおりだと思いますが、HOは本来複数のスケールを内包するという概念ではなかったと思います。だから山崎喜陽氏は16番という、ユニゲージ・マルチスケールの概念をつくったのだと思います。
 規格云々、ゲージ論というよりは、HOを1/87 3.5mmスケールのユニスケール・マルチゲージという概念として認めるか、それを否定するかというだけの話だと思います。Empirebuilder氏は後者の立場のようなので、1/80をJスケールと呼ぶのは暴論といわれますが、前者の立場からみれば、「1/80はHOではありません」というのはきわめて正論だと思います。
4. Posted by Empirebuilder   2019年02月07日 21:36
 何人かの方にお聞きしたことがありましたが、1/80はHOではありませんとの根拠について教えてもらえませんでした。説明していただきありがとうございます。
 私が言ってきたことは、日本型HOも米国型HOも同じHOスケールであることです。違うと言った覚えはないのですが。山崎喜陽氏に言及される方が多いのですが、私の中には氏は存在していません。氏は何の規格も作っていません。私は概念ではなく事実をもとにしています。NMRA規格では一番ゲージ、Oゲージ、HOとも複数の縮尺を内包しています。山崎氏がどう言ったか知りませんが。ユニスケール・マルチゲージの考えは規格設定以前の話で、どの縮尺、ゲージを使うか選択してはじめ規格化されるような気がします。HOではないと決め付ける以前の概念に見えます。したがって1/80をJスケールと呼ぶのはNMRA規格を無視した暴論と言いました。また1/80はHOではありませんの決めつけも暴論です。OOについてはよく知りませんでしたが、日本型HOとは全く異なる経緯で同列に議論できません。
5. Posted by ゆうえん・こうじ   2019年02月07日 23:46
おっしゃるように、山崎喜陽氏の「16番」は概念や思想であって、規格ではないと思います。
ある方のご意見ではHOという言葉にもHOスケールとHOゲージが含まれる。前者は3.5mmスケール1/87という縮尺を指しており、後者は16.5mm軌間で走る鉄道模型を指している。そのあたりが曖昧なので、混乱の一因になったのではないかと言われています。
10. Posted by Empirebuilder   2019年02月08日 20:39
HO、HOスケール、HOゲージの意味についてはいろいろな解釈があり、混乱の原因となっていることは確かです。この混乱の理由の一つが、ユニスケール・マルチゲージ、スケール規格、ゲージ規格など各種の主張でそれぞれ違う観点から書かれているからと思います。ただ現在のNMRA規格はこの概念的な各種主張を超越しているように見えます。ですので古い概念にとらわれると我を見失います。何も知らないほうがNMRA規格を簡単に理解できるかもしれません。
11. Posted by 森井義博   2019年02月08日 20:59
Empirebuilder氏の書かれていることの一部がわからないのですが、教えていただけますでしょうか。

>私が言ってきたことは、日本型HOも米国型HOも同じHOスケールであることです。
日本型HOとは、具体的に何のことを言われているのでしょうか。
日本型の16.5mmゲージで1/87近傍では、1/64、1/80、1/87の製品が存在しています。どれも日本型HOなのでしょうか。

>NMRA規格では一番ゲージ、Oゲージ、HOとも複数の縮尺を内包しています。
これは、NMRA規格のどこに記載されているのでしょうか。
私の知っている、NMRA STANDARDS S-1.2 Standards for Scale Models には、HOのScale to footとして、3.5 mm (.1378")の記載のみであり、そのほかの縮尺は記載がありません。

>したがって1/80をJスケールと呼ぶのはNMRA規格を無視した暴論と言いました。
日本においてアメリカのローカル団体であるNMRAの規格を無視することが何故暴言になるのでしょうか。
私は、日本は、アメリカ合衆国から独立していると考えています。
12. Posted by DS   2019年02月08日 22:08
鉄道模型のゲージ論は意見を言う個人の思い入れがあるポイントがそれぞれ違うのでどうしても議論が拡散してしまう印象があります。

「ゲージ論始まる」の序盤に出てくる
>日本型HOについては規格がないという人もいますが、NMRAの規格に準拠することが前提です。日本型のために必要な規格はありません。

今回Empirebuilderさんが寄せられたゲージ論に関しては上記の引用部分がポイントだと思います。
NMRAの規格に準拠することが前提だと思えるか否か。
13. Posted by もんたろう0321   2019年02月09日 03:42
NMRAに準拠するのが前提でしたら、ゆうえんこうじ氏や森井氏が指摘するように「1/80はHOではありません」というのはきわめて正論です。
14. Posted by きんぎょ/中澤   2019年02月09日 10:34
60年以上、16.5mmの軌間のレールとその上で走る車両、ほぼそれだけで楽しんで来ました。車両は(おそらく)1/80と1/87で作られたものと両方あります。HO用NMRAゲージのStandardを使っているのは、さまざまな要素を余計なことを考えずに決められて、間違いなく走らせられるからです。これらをどのような名称で呼ぶのかについては気にしないようにして来ました。そのようなことに時間を費やしたり、他の方々との気遣いはしたくないです。人生いくらでも残りがあるわけではないので、模型本来の楽しみに使いたいです。おまえの模型は何ゲージだ?、と聞かれたら、16.5mmでこれは1/80(で作ってあるはず)だ、あるいは1/87だ、と答えるだけです。
15. Posted by Empirebuilder   2019年02月09日 11:41
森井氏の質問にお答えします。日本型HOは1/80が念頭にあります。1/87はHOそのものです。1/64に関してはどのような製品があるか知りませし、車両限界を知りませんのわかりません。それにしても日本型HOで1/87や1/64が出てくるのはさすが森井氏ですね。
一番ゲージやOゲージは、ひとつのゲージ名で複数の縮尺を内包しているとゆうえん氏が言及されたので、HOも内包していると書きました。確かにNMRAには1/80は書かれていませんし、Oゲージも他の縮尺は書かれていません。ただ最新のNMRA規格を読むと内包(書かれているではありません)といえると思います。ゆうえん氏に一番ゲージやOゲージは、ひとつのゲージ名で複数の縮尺を内包しているとの引用元を聞くべきでしたね。
今まで書いてきた通り、HOはNMRA規格の部品を利用して発達してきた経緯があります。この規格があったからこそ、これだけの市場が形成されてきたと思います。他国の規格ですが、規格のない日本がそれに準拠してきたことは確かです。60年も鉄道模型をやっていると沁み付いています。どこの規格であろうがそれで成り立つならば構わないと思います。この歴史的事実を無視することはできません。たとえ日本で規格が作られたとしても基本が変わるとは思いません。
17. Posted by 一式陸攻   2019年02月10日 05:21
ご意見拝読致しました。
NMRAのHO規格に適合したレイアウトを通るものはHOとしても良いというご意見は特に目から鱗と申しましょうか、今までそういう視点で見たことが無かった考えでした。

当方の意見を申し上げますと、しかしながらそれでも1/80=HOと呼ぶことにはいささか抵抗を感じます。
当方の考えの根底にはごく単純に他国などがどうしているか、大多数はどうであるかという見方があります。
それが必ずしも正しいとも絶対とも言える訳ではありませんが、まず間違いなくHOと銘打った模型(ミニカーなども含む)は1/87(少なくともメーカーはそのつもり)で作られているためその中にあって1/80もHOとしようとするのは厳しいと思うのです。
英国型はHOを発明しながら永らく近似のOOを中心に発展してきましたが、最近になってHOも台頭していると聞きます。
どちらも恐らくHOのレイアウトを通ると思われますが(OOは車幅が広いので若干怪しいですが)少なくとも現段階では別スケール扱いとなっています。

KATOのHO表記をお褒めでしたが、個人的には「1/80(MNRA準拠HOレイアウト走行可)」などの表記が妥当であると感じました。
少なくとも1/87ではないという表記は必要であると思います。
「1/80,16.5mm」では不足とのことでしたが、現状ほぼ100%国内でしか需要がないことや、車体サイズなどで凡そ近似がHO以外と考えられないことから最低限ではあるものの需要に対しては応えられていると思います。

続く
18. Posted by 一式陸攻   2019年02月10日 05:22
思ったのですがどちらかといえば「16番」という言葉の方がご意見に一致するのではないかと思いました。
16番=1/80のみとされる方もいらっしゃいますが、当方の理解ではOOなども含む1/87に近い、(恐らく山崎氏などが想定しているのやはりMNRA規格の)HOレイアウトを通るスケールのことを指しているように見えるため、少なくとも国内に限ってはこちらの方が受け容れられるかと思います。
ただ、海外に向けて説明するときは16番に相当する外国語がないため応急的にHO表記となるのかもしれません。(KATOが日本型を海外で売るつもりがあるかは判りませんが...)

最後に「暴論」という言葉について、苦言を申し上げます。
このような、特に白熱しやすいと考えられる話題に対する意見に当たってこのような主観的な言葉の選択は戸惑います。(当方も同じようなことをよくやってしまいます。お恥ずかしい話です)
可能であれば、他の言葉を選択していただきたかったと思います。

以上若輩者の一意見を恐縮ながら申し上げました。

おわり
19. Posted by O.K   2019年02月10日 09:31
模型や雑誌など印刷物は必ずゲージとスケールを数字で併記する。
HOなどの略称は全て多義的なので、添えるにとどめ、用いる場合はHOゲージあるいはHOスケールと記す。

以上で、少なくとも印刷物では問題は解消します。
「誰も間違えずに」「共存共栄」できるのです。

ゲージ論はほぼ名称論であり、己の正義の押し付け合いです。だから出口はありません。
現実的な妥協策は充分に考えられるのですが、それを考えようとせずに片側を押し付けようとします。
これは、暴論です。

20. Posted by Empirebuilder   2019年02月10日 22:43
一式陸攻様
NMRAの規格はお読みになりましたか?これまで読ませていただいた皆様のコメントは、最新の規格を考慮されていないように思えます。読んでいただけたら、私の書いて来たことの背景がお分かりいただけると思います。参考までに最新のNMRA規格の用語にHO scaleはありますがHO gaugeはなくなりました。この2語を分けて考える方は多いですが、それは過去の話です。そして1/80、16.5 mmの、いわゆる日本型のHOが、NMRA規格に採用されたと仮定して、最新NMRA規格のどの位置に入るか考えていただけますか?
1/80が採用される可能性はゼロですので、用語などには不満があるでしょうが、規格はドライなものです。
HOの表記は規格上義務のようなものです。実はこのHO表記が今回の私の主張の中心にあります。鉄道模型の規格はHO=1/87ではありません。HOと書かれていても規格にある数字は1/87ではありません。12 mmは1/87といっていますが、すべて1/87でできるわけがありません。したがって1/87という縮尺にこだわり過ぎると鉄道模型ではなくなります。すべて1/87でできるならば規格はいりません。一式陸攻様であればNMRA規格を理解できると思い、書かせていただきました。

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