2018年12月09日

反応速度

 寒くなってきた。暖房を入れるのだが、経費節減で、一人で作業している時はエアコンを作動させない。木工作業など、体を動かす時は、多少寒いくらいの方が効率が良いこともある。

 接着剤の硬化速度が明らかに小さくなる。エポキシはもちろんのこと、木工用の接着剤も固まるのが遅くなる。木工用は夏なら、3時間で接着完了であるが、5時間は見なければならない。スーパーXも固まりにくい。

 二液エポキシ接着剤は多用しているが、5分間型でも10分ほどは固まらない。working time (ずらしたりすることができる時間)が長いので、一度に作業する量を二倍程度にすることができる。 ある意味では都合が良い。
 ワーキング・タイムが長いものは木材には適する。繊維の間に浸み込んで硬化するので、非常に強く付く。

 反応速度は常温付近では、10度違うと2倍程度になるというのが化学の常識である。今日は 13 ℃であった。いつもは 24 ℃ほどであるから、ちょうど2倍程度の時間が掛るということだ。

 エポキシ接着剤を塗り、ワークを置いてテープで仮留めをする。ゆがんでいないことを確認して、重しを載せたり、クランプ締める。戸締りと電源Offを確認して帰宅する。翌朝になれば固まっている。


dda40x at 12:09コメント(3)接着 | 化学 この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by YUNO   2018年12月09日 17:38
木材に接着剤が染みこんで接着力が高まる現象と、投錨効果の区別がよくわからないのですが、説明していただけると有り難いです。
2. Posted by dda40x   2018年12月09日 20:24
 木材のような弱く軟らかいものに全く浸み込まないような条件を作って接着すると、接着した部分は付いていても、それに隣接する木材の表面が剥がれてきます。
 浸み込めば、硬くなっている部分が深いので、パリッとは行かないでしょう。界面が立体的になっています。浸み込んだ部分は堅い固体です。その堅い固体に被着物が接着されています。
 投錨効果は金属のような硬いものに使う概念で、布とか木材の接着とは縁遠いものです。
3. Posted by YUNO   2018年12月14日 22:04
解説ありがとうございます。
塗装と接着は奥が深いです。

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