2018年11月27日

続 3D printing

 正直なところ、廉価な3D printingにはあまり期待していなかった。
 2年ほど前、3Dの勉強をした。近くの公民館で生徒を募集していた3D教室に入って3箇月ほど練習したのだ。ある程度はできるようになったが、実際に印刷して見ると粗い。しかも材質がよくないので経年変化が大きい。ミシン油に漬けておいたら少し膨潤した。進歩を待たねば、役には立たないと思った。

 今回のナイロン(ナイロン12だと言っている)は丈夫で踏んでも潰れないだろう。熱にも強い。今ミシン油に漬け込んであるので、そのうち結果を報告する。耐油性が証明されたら、ギヤボックスを作ってみる。

 実はあと何台かの機関車のギヤボックスが必要なのだ。縦フライスで作るための図面と刃物を用意した。少々厄介な形であるが、やればできることは分かっている。しかし、おそらく1日ではできない。5個作ると、多分フルに3日程掛かるだろう。そこまで割く時間がない。

 こういう時は助かる。金属製に拘ることがないものであれば、ナイロン製でよいのだ。ネジを立てることも可能だろうし、タッピングビスでも良い。

 ロストワックスの原型を作る手間も省ける。鋳縮みを見越した大きさにするのは簡単だ。ただし、まだHO以下の小型模型には向かないだろう。解像度がそこまでよくないのだ。先回のHOの木製キットと同じで、同じ材質で相似形の小さなものを作ると、粗さが目立つようになるだろう。今のところはOスケールくらいが最小限度である。高精細なものが安くできるようになるのは、いつごろだろう。

 今のところ、小さなものは一度金属に置き換えたものを研磨するしかないだろう。

コメント一覧

1. Posted by YUNO   2018年11月27日 20:52
業務用の3Dプリンターなら精度も強度もホビー用の数倍高性能な物が製品化されています。
少量の部品を作るだけなら業務用の機器を使った出力サービスを利用した方が賢いでしょう。最近は樹脂だけでも多くの種類から選択できたり、中には金属で出力してくれる業者まであります。利用しない手はありません。
2. Posted by Tavata   2018年11月28日 19:04
3Dプリントは日進月歩で、精度を維持しながらプリンタ価格がどんどん下がっていますね。
数年前までの低価格プリンタは熱可塑樹脂を加熱しながら積み上げるタイプでしたが、最近は液体樹脂の紫外線硬化形も普及してきています。
もちろん紫外線硬化の方が各段に高精度です。
一方で昔からある粉末樹脂方式は特殊用途に限られてきたように感じています。
Oスケールでは強度面から材料や積層方法を考える必要がありそうです。
参考までに、Nで積極的に3Dプリントを活用して蒸機を作られている方のWebを紹介しておきます。この方も紫外線硬化を使われています。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~toyoyasu/c59x_1.htm
3. Posted by dda40x   2018年11月30日 08:20
最近の3Dプリンタの進歩は素晴らしいものです。
液体式のものも見ました。
液体が非常に高価ですね。多分、たくさんのものをどんどん作らないと、その液体は使わなくても経時劣化するでしょう。素人向きではありませんね。
今回のナイロン12は、数あるナイロンの中では軟化点が一番低く、この種の用途には適するものを選んだということですね。

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