2018年07月24日

続 一次情報

 一次情報を集めるということは一見難しそうに思えるが、たかだか40年前のことである。生き証人はたくさんいる。
 例えば川口市周辺の新聞に折り込み広告を打てば、United に関する情報提供者は複数人集めることができるはずだ。それから芋づる式に調べられると思う。関東在住の人にとっては簡単なことであろう。本格的に調べようと思えば、それくらいのことはしてもよいはずだ。

 たまたま、この趣味を熱心にやり始めた1975年ころは、日本の模型界は最盛期であったが、1980年になるとその先が見えてしまっていた。遅かれ早かれ消えていくものであるから、何らかの形でその歴史の一部でも調べて記録しておこうと、伝手を頼って、何人かの職人、ビジネスマンに会った。今となってはなかなか得難い情報もある。
 その結果はどこにも発表していなかった。個人的には伝えたこともあるが、インターネット上には出していない。

 シカゴの連中は、筆者の情報を欲しがった。このドリュウ氏の回想録を出している
brasstrain.com の社長の Dan は、コンヴェンション会場でしつこくいろいろなことを聞いてきた。
「いずれ発表するから待て。」と伝えて数年になる。

 今は亡き Harmon がこのように連絡してきたことを思い出す。
「”Tad (筆者のこと)が詳しい”と、あるBBSに書き込んだら、”あいつはcraftsmanではあるが、ブラス製機関車の歴史のことは知らない。”と書き込んだ奴がいるぞ。それは違う。お前はよく知っている。しかも direct knowledge(primary informationと同義)を握っている。早く発表せよ。」

 その頃は自身の仕事が忙しく、それに時間を割けなかった。そのBBSの書き込みが何であったのかを詳しく聞こうと思っている矢先に、ハーマンは亡くなってしまった。結局その書き込みは見ていないが、そのおかげでその種の問い合わせが減り、時間的には助かった。その後、ブラスメーカの歴史は、意識の端の方に追いやられていたが、今回のUg氏のメイルで覚醒した。  

 ドリュウ氏には2003年に数時間会っている。食事を交えていろいろな話をしたが、正直なところ、それほど卓抜したビジネスマンではなかったと感じた。運が良かった人である。そのビジネスの、相手側の人達に会った話を少しずつ書くことにしよう。


コメント一覧

1. Posted by 愛読者   2018年07月31日 21:47
どうしてわざわざ否定するのでしょうね。dda40x氏を知っている人なのでしょうか。趣味の世界なのに、足を引っ張る人があるのには驚きます。
でも、否定の証明ほど難しいものはありません。現実にこうして、超詳しい人だということがわかってしまいました。私には、人間的に許せない種類の人です。
Youtubeの素晴らしい動画にも批判的なことを書く人が居ますね。この人と同じ種類の人ではないかと思ってしまいます。

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