2018年04月16日

続 軌框

tie lining-up jigremoving from jig すべてのキャットウォークの板を貼ってから、ジグを裏返し、枕木の安定のために貼ってあったマスキング・テープを剥がした。枕木を長い定規で押し込んだ瞬間に全ての枕木が外れた。肉を盗んだ効果は絶大である。

trimmed 直径は 900 mm(43.2 m) であるから、コンパスでけがいて角を切り落とす。cab (運転室)の位置を写真、図面等から確認し、追加のキャットウォークの材料を確保する。キャブ前のプラットフォームはかなり広い。 

 キャブの設計をした。UPの機関区の実測値を元に写真を参考にした。木造かと思ったが、金属製のようにも見える。戦争中は真っ黒だったが、戦後は貨車のような茶色または赤になっているものが多い。どういう訳か、屋根はアーチになっている。

 操作盤は単純で、電車のマスコンのような形をしている。三相交流電動機のスター結線とデルタ結線を切り替えているようだ。それぐらいしか操作する物はない。ブレーキもなく、非常時は逆ノッチを入れたりしたのだろう。

 車輪は8個にして、2個ずつイコライズする。中心と合わせて5点支持だ。橋の構造体を薄い材料で作って捩じれるように製作する。そうすると回転時に、動きに落ち着きが出るはずだ。

コメント一覧

1. Posted by たづ   2018年04月17日 00:05
>屋根はアーチになっている。

写真を見たことのある転車台キャブは大概アーチ屋根ですが、これは屋根の骨組みを簡略化できるからではないでしょうか。
門外なので、雑誌の図解を見ただけですが、欧州式のトラスにせよ日本式の小屋組にせよ、三角屋根は操縦手が雨風しのげれば十分なキャブには嵩が食い過ぎな気がします。片流れも考えましたが・・・。
2. Posted by dda40x   2018年04月24日 16:21
確かに、ア−チ屋根は構造が簡単ですね。
骨を数本入れて、合板を張り、防水シートを張り重ねるだけです。
断熱も必要無いので、それが理由でしょうね。
切妻にするとそれなりのトラスを必要とします。

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