2018年02月09日

既製品のダブルスリップ

 もう一つのアイデアを紹介する。これは所属クラブの大先輩の杉山洋二氏からお聞きしたことである。

 シノハラがダブルスリップを出している。杉山氏は買ってみて走らせたのだが、全く駄目でことごとく脱線する。ゆっくり走らせても、脱線するので、じっくり観察したそうだ。

 細かいレイルが、微妙な量、上下していたのだそうだ。要するにすべてのレイルが同一平面上にはないのだ。そこで氏は、飛び出しているものをヤスることにした。定規を当てて、出ているところを削り始めたのだが、とても難しい。そこで、大きな油目のヤスリを全体に当てて、数十回軽くヤスったのだそうだ。
 すると、出ている部分が完全に削れて、低い部分と同じ高さになった。車輌を高速で走らせても、全く脱線しなくなったという。先日、M氏のレイアウトでそれをお伝えしたら、早速試されて、快調になったそうである。 

 杉山氏は、
「メーカーで、出荷前に大きな定盤上にサンドペーパーを貼って、その上にダブルスリップをうつ伏せに置いて、ざっとヤスればすぐできるのにね。」
とおっしゃった。その後数十年経ったが、目立った進歩はないようだ。

 筆者が作るダブルスリップは、それをお聞きして、レイル表面の整列には気を遣っている。

 杉山洋二氏はTMSの100号時代あたりから載っている電車模型の大家であった。近鉄を1/80、18 mmゲージで作られた方である。

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