2018年01月10日

X-1 micromill belt drive conversion kit の取付⑴

 この造形は、以前取り寄せたアメリカ製のものとはかなり異なる。ベルトの嵌め替えの面倒な曲面ガードを廃し、厚板でガードした。また、ネジ一本でベルトの張替えができるようにした。しかも指で廻せるようにしてある。3段変速だから、この設計は役に立つはずだ。
 筆者は最近右手拇指が故障しているので、これでも少々廻しにくい可能性がありうる。夜中に関節が外れることも、たまにあるのだ。
 そういう時は、例のセレーションの付いたレヴァに取り換えざるを得ない。歳を取ると、様々なところが劣化してきて、模型工作すらできなくなるような気がしてきた。
 要は使い過ぎたのだ。こういう作業を何もしない人は、殆ど変化がないように見える。安楽マニアは問題が起こらないのだろう。

 先日庭のデッキを修理する時に、帰省中の長男と3時間ほど働いたのだが、金槌をフル・ストロークで打ち下ろせないことに気が付いた。親指が弱く、握力がないからだ。以前は83mm(3.25インチ)の釘を1ポンド(455 g)のハンマで3回で打ち込めた(これがアメリカの大工の必須事項)のが自慢だったが、もうダメである。インパクト・レンチも両手で保持する。

 クイルから歯車を抜くのに困る人はお知り合いの自動車修理屋あるいは機械修理屋、水道屋などに頼んでギヤ・プーラを貸してもらうと良い。壊しても良いものなので、ドリルでいくつか孔をあけ、鋸で切れ目を入れて、割ってしまっても良いだろう。鋼製の中空軸は意外と固く嵌まっている。クイルには焼きが入っているわけではないので、曲げないようにしなければならない。どこにも借りる伝手がない場合はお貸しするが、たくさんの要望がある場合には、こちらからの指定順で、巡回させることになる。その場合の送料は、順次ご負担願う。

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コメント一覧

1. Posted by 愛読している者です   2018年01月10日 19:47
いつも素晴らしいアイデアと実行力をお見せいただき、感服しています。
拇指の靱帯が伸びたのですね。亡父も同じことを申しておりました。彼は大工で腕を使い過ぎて、金槌を飛ばすようになり、仕事を辞めました。

口先だけの模型人にこれほど効く薬もありますまい。出来もしないことをペラペラと喋る人の何と多いことか。
理論と実践の双方をここまで見せつけてくれる方は日本にも、ひょっとして世界でもまれな方と尊敬しております。
2. Posted by dda40x   2018年01月16日 19:23
 叔父が「知行合一」ということをよく言っていました。陽明学にあるとは大人になるまで知りませんでしたが、若い時にプラグマティズムに触れ、理屈だけではだめだということを学びました。
 知っていること、考えたことはすべてやってみる。そうしているうちに、新しい発見も生まれてくるものです。
 確かに日本の模型人には少ないでしょうね。アメリカにはかなり居ると感じています。

 ご尊父様も大工さんだったとお聞きし、非常に親しみを感じます。短期間でしたが、私はアメリカの大工の棟梁の元で教えてもらいました。その後自分の家はかなりの部分を自分で作りました。近所の人は私のことを大工だと思っていた人がかなり居ます。

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