2017年12月01日

推力を一定にする

versine 転車台のindex(割り出し装置)はnotch(切込み)にtongue(楔状のもの)を差し込んで行う。相手は回転するから、位相差はトングの長さに影響する。
 要するに正規の位置にあれば短いが、多少ずれたのを戻すので、その時にversineが無視できない。僅かな距離だが、それをバネで補うとエネルギィが溜まるから、中心に行きにくくなる。正規の位置から外れた位置の方が、安定だからだ。それではセンタリングが効きにくくなる。

 慣性で回り続けようとする重い円盤のノッチにトングが差し込まれた時、ダンピングが働き、軽くブレーキが掛かることも要求される。別部品としてエアダンパをいくつか作ってみたが、大げさであるし、動きも要求を満たさなかった。
 トングを差し込むにはネジ式、ラック式などの方法があるが、バネを介してモータで押し込むと、エネルギィが蓄えられてしまうのだ。外れた位置から元に戻るときは、復元モータが働くのだが、その時抵抗少なく(多少のダンピングを伴い)所定位置に行って欲しい。軽く、いつも一定の力で、押し込まれていてほしいのだ。この解決法はなかなか難しい。

 これらの諸問題を同時に解決する方法を模索していた。一つにはTortoiseに代表される常時通電式のポイントマシンを使うことだが、これは逆駆動が難しい。トータスのギヤトレインの効率が良くないし、そのモータは普通の有鉄心マグネットモータだからだ。より高効率のメカニズムはできるが、その後の保守などを考えると得策ではない。要するに、壊れようがないメカニズムが必要なのだ。

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コメント一覧

1. Posted by Tavata   2017年12月01日 23:11
正規の位置より外れた位置が安定になるというのは、エネルギ準位の問題ですね。
これは円盤の外側からtongueをnotchに入れるから、上に凸の曲線になってしまうというのが原因です。
つまり裏を返して、円盤の内側から外側に向かって作動するtongue、notch機構を入れれば良いと思います。
notch切り欠き部分の勾配を上手に設計すれば、ちょうど先台車のコロ式復元装置のように働くと思います。
2. Posted by dda40x   2017年12月02日 07:52
その通りです。
そのこともかなり前に考えましたが、曲率が小さく、なおかつ中心に寄れば寄るほど勾配は小さくなり、センタリングは無理です。
裏側から当たるようにして、外から引っ張るという方法も考えましたが、それも諦めました。
完全にニュートラルな下から(上から)差し込む方法も考えましたが、機構を裏側に作るのは、下に突出することにもなりますしメンテナンスの点でも極めて不利です。

ノッチ切り欠きの斜面をうまく設計する案も考えましたが、回転しているときにブレーキを兼ねて差し込むことができませんので、それは諦めました。結局復元は別個のV溝で行います。

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