2017年12月03日

共通点

 Tortoiseなどは常時通電式である。微弱な電流で動くモータを使っている。所定の範囲を動いて停まると、その先は、直列につながれた抵抗にほとんどの電圧が分配され、モータは単なる電線であるから、熱が出ず焼けない。50年前、父がアメリカ製のエアコンの電動弁をばらして、驚いていたことを思い出す。それは、Honeywellの製品であった。それは、いわば「電気的辷り」とでも言うべき方法である。

 要するに通電しても仕事にならない「辷り」を生じさせて、無視できるほど僅かな発熱を承知で使っているのである。その動作をメカニズムで実現したかった。共通点は「辷り」である。

 モータが動き、ラックとピニオンで所定の位置まで行って当たると、発生する推力によって軽く押し付けられている。
 電力供給が止まれば、逆に押されて戻るようにしたい。機械的辷りを作り出さねばならない。単純な摩擦式ではいずれ壊れる。電気的な処理方法はあるだろうが、筆者の方針には合わない。

 このメカニズムは、様々な図を描いて検討した。ノッチの向きもそうだが、直線で曲線を近似するのをやめて、外側にもう一つの回転するドーナツ状の板を作り、それから内側へトングが出る方法も考えた。しかし、それはあまりにも複雑で、摩擦が大き過ぎる。

 簡単にして、何十年も全く故障なく使える、というものでなければならない。今回採用のアイデアは15年ほど前に思い付いたのだが、なかなか使う機会が無かった。

 さて、どんなメカニズムであろうか。


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