2017年10月06日

ミニ旋盤

Lathe この旋盤も無期限貸与ということになった。この写真は置いてみて、位置関係を調べたときのもので、ゴミだらけである。



 高級機ではないが、整備すれば十分使えるので、有難く受け取った。付属部品にコレットがあったので、コレット専用機として使うことにした。小物をある程度の量、細工するには便利なはずだ。
 三爪は使わないことにする。この国で作られたチャックは材質が軟らかく、締めたときにカツンと締まらないのが嫌だ。

 心が出ていないが、それは価格相応で、文句を言ってはいけない。この価格で心の出ている三爪チャックがあるわけがない。チャックだけに数万円ほど出して、日本製を手に入れれば話は別だ。通販サイトで、この機種に対する不満コメントにそれがたくさん見つかるが、常識がない人たちである。ヤトイを作るか、コレットか生爪を使うべきだ。あるいは、スピンドルのフランジをやや小さくして、チャック全体が少し動くようにし、ずらして締めるという高級テクニックもある。
 筆者が最初に買った旋盤は、ネジ込みのチャックだったので、その方法が採れなかった。1mm弱偏心していた三爪は、爪を砥石で擦って調整し、ある程度心を出した。

 旋盤というものは、使う人が工夫して使うべきもので、買ったらすぐ所定の性能が得られると思うのは間違いだ。しかし、精度を出す準備作業について書いてある手引書は、まず見ない。

collet chuck 筆者はこのような小型機は使ったことが無いので、練習が必要だ。いずれDROを付ける。
 この機種は、感心なことに、ベルトドライヴになっている。


 中国製の機械はどれも手触りが良くない。何を触ってもざらざらしていて、角が手に痛い。油目のヤスリで、すべての角を一舐めしてから、ゴム砥石で磨く。レイル磨き用のもので十分だ。

 丁寧に擦ると、つるつるしてくる。手になじむ感じがしてきたら、よく掃除する。砥石の粉があるといけないので、掃除機で丹念に掃除し、溶剤スプレイで洗い落とす。
 摺動部に注油して動かしてみた。ベアリングのガタを調べるために、快削材をコレットに銜えて表面を一舐めしてみる。十分な性能である。

 後ろのガードの背が足らないような気がする。Swarf (キリコ)がどのように飛ぶのか研究してから、追加を付けることになるだろう。

コメント一覧

1. Posted by ゆうえん・こうじ   2017年10月07日 14:27
おっしゃるように、旋盤加工というのはパズルゲームのようなもので、自分でヤトイなどの治具を作って心の出た加工をする道具だと思います。
主軸にガタがなければ廉価な旋盤でもそれなりの精密加工はできると思います。
2. Posted by (う)   2017年10月07日 22:20
ご無沙汰しております。
久しぶりにコメントしたくなりました。
私もいただきもののコンパクト7を持っています。
面取りがなされていない部分は真っ先に手をつけました。チャックについても全く同感で私はサカイのチャックに交換しています。この機械に80个離船礇奪はオーバーサイズではないでしょうか。
又テールストックの繰り出しも全く不足していたので送りねじを作り直してサカイのドリルチャックが使えるよう改造しました。
尚、入手の経緯と感想はKKC55号に、改造のあらましはKKC58号にリポートしました。
3. Posted by (う)   2017年10月07日 22:24
クイズの答えですがローラー式の炭素棒ハンダ付けではありませんか?
4. Posted by dda40x   2017年10月08日 06:41
ゆうえん様 コメントありがとうございます。
主軸は良いのですが、刃物台の調整は手間を食いました。カミソリを取り出して 砥石で擦り、ネジ穴の周りが盛り上がっているのを修正しました。

(う)様 コメントありがとうございます。
同型機をお持ちだそうで、全く同じ感想を述べられたので安心しました。テイルストックの送り出しも、昨日伸ばして見て作り直そうかと思っていたところです。ERコレットに付け替える予定でいます。

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