2017年09月26日

続 switching

switching 3switching 4 側線の長さと分岐の位置は決まっているので、機関車を動かせる範囲には限りがある。入替用機関車をうまく動かして、連結部をアンカプラの位置に持って行き、DU(delayed uncoupling)させ、所定の位置まで押していく。車輛には一切手を触れない。 
 
switching 2switching 1 日本でDUを実行している人が一体何人いるのか、興味がある。週に1回でも良いから実行している方はコメント欄を通じてお知らせ願いたい。公表を望まない方は、その旨お知らせ願えれば、そうさせて戴く。

 DUを実行するにはヤードが平面でなければならない。Low-D で摩擦が少ないと僅かの斜面でも動いてしまうから、難しい。デニスは面白い方法を採っている。軸受にグリスを少し多めに入れている。その撹拌抵抗が、DUを助けている。長い編成ではないのでこれは賢明な選択である。
 その昔、KadeeのNゲージのカブースは軸受に弱いコイルバネを入れて抵抗を大きくしていた。それもDUの作動を助けるためだ。今でもやっているか、分からない。 

 機関車の前頭部の連結器も完全に作動しなければならない。Dennisはそこを熱心に直していた。三日も掛かったが、完全な作動を可能にした。
 前頭部にも貨車を付けて、貨車に挟まれる形にして、入替をする。日本ではまず見なかったが、非常に合理的な方法である。ポーリングをするともっと具合が良いが、模型では、なかなか難しそうだ。この動画では隣の側線の車輛を動かしている。


コメント一覧

1. Posted by 一式陸攻   2017年09月26日 15:07
高校生の頃部室のレイアウトで、DUはよくしていました。
ケーディーカプラーを初めて知った時、こんな便利な機能があるのかといたく感心したので積極的に利用していました。ところが某社の1/87日本型用カプラーの開発経緯には、自動解放、DUするのに必要なトリップピンを省略した理由に、見た目の悪さとそもそも殆どの人が機能を利用しないという二つの理由が挙げられており、後者に軽く衝撃を覚えた記憶があります。
2. Posted by たづ   2017年09月26日 19:27
入換でなくとも、電車の分割併合も解放ピンがなくては出来ないので、形状最優先の件の1/87カプラーには若干の疑問があります。
メーカーが「欠点」とする、磁力で簡単に下がってしまうほど、ケーディー系統(それも原型の構造で)が上下方向のガタは必須なのでしょうか?
DUどころか単純な切り離しまで放棄した格好です。あまりに固定編成の電車-限度いっぱいの10両とか15両の-が都市部(ことに関東)で一般化したとはいえ、それ以外の都市圏や郊外であれば、分割併合は普通に行われているのですが。
これでは入換も機回しも出来ません。
3. Posted by 呉生れ   2017年09月26日 22:00
はじめてコメントいたします。
実物らしく走るためには実物以上の工夫が必要というこのblogの内容を何時も楽しみにしています。
当方は16番で、貨物用蒸気機に2軸貨車の長編成をトラブルなく牽かせたいという思いで貨車の走行抵抗低減を進めるとともに、KDの機能を生かした入替え用セクションの作成も目指しており、アンカプラー上での貨車の停止切り離し、及びアンカプラー上で走行突放した貨車が平面上30cm程度の線路端まで転がって行かせたいと考えています。カプラーの動きだけでなく、貨車の転がり抵抗、入れ替え用機関車が狙った場所できちんと寸動させるための整備調整が微妙でなかなか捗りませんが、スムースに動き、停止・突放・サーっと転がる貨車が線路端の車止めに当たった時は爽快です。毎週末に少しづつ進めているところです。
4. Posted by YUNO   2017年09月27日 03:40
日本ではヤードがすべて廃止され、数えるほどしか残っていない引き込み線もコンテナ化で、DUの必要な状況が現実の鉄路からはほとんど消滅してしまいました。さらに現代の電車や気動車では自動連結器がほとんど使われていないのでケーディー方式と馴染みません。このような状況では商品化しても利益を産むのは難しいとメーカーも考えたのでしょうか。

しかし自動開放装置を自作している人は皆無ではありません。youtubeには以下のような自動カプラーの映像がいくつもあります。これは小型の電磁石にDCCで電流を流し、ワイヤーでナックルを引っ張っているようです。
http://youtube.com/watch?v=CKO1LQmu1ho

もう少しDCCが普及すれば、アンカプラーの位置に縛られることなく自由な位置での連結解放も可能になるので、入れ換え作業を模型で楽しむ人が、むしろこれから増える可能性はあると思います。
5. Posted by ゆうえん・こうじ   2017年09月27日 17:49
ポーリングは、リンクされた動画のようなことをするのは難しいと思いますが、専用の控車を作ってDCCでサーボモーターをつかってポールの位置を制御すれば可能だと思います。
ヨーロッパでは自動開放可能なカプラーは製品に採用されていますが、DU可能なカプラーが普及しなかったのは、やはり模型の楽しみ方の違いでしょうか?
IMONカプラーも、ケディーカプラーとの連結の互換性は確保しているので、DUという文化?を否定しているわけではないと思います。
6. Posted by Tavata   2017年09月27日 21:51
私も入れ替えはとても好きで、学生の頃の一時期、KDのDUにだいぶハマりました。
ただ、当時はNゲージャーだったので、DUに要求されるだけの性能、つまり、マグネマティックカプラーの高さや振れ幅、動力車のスムースさと集電性能、トレーラーの転がり、線路の精度の確保といった調整が難しく、結局、あまり上手に使いこなせなかった経験があります。
それでもDUではない単純な遠隔解放による 補機の解結などは、かなり楽しみましたし、DU調整で得たノウハウを今でも活用しています。
また、Nゲージの場合、トミーの動力車にはアーノルドカプラーを使ってDUさせるMカプラーなる機能が最近まで搭載されていましたので、潜在的には入れ替えや解結をやりたい人もいるのではないかと思います。
しかし一方で、今の日本ではNが主体なので、製品を買ってきても、直ぐには実現できないDUにメーカーも価値を見いだしていない、あくまで「取り付け可能」として「玄人向け」扱いにしている気がします。
また、機関車列車自体が下火なので、入れ替えや解結の楽しさを知らない人も多く、模型の調整に苦労してまで入れ替えを再現しようとしない、だから模型メーカーも対応しない、すると需要自体が見えない、というスパイラルに陥っているのではないでしょうか?
ポーリングについては、ゆうえん氏の仰るような控え車がHOで市販されていた記憶があります。ポールが四隅についていて開いたり閉じたりするものです。ただしポールの開閉は手動でした。
なお、レイアウト上での連結器の解放について、車両を鷲掴みしては興ざめなので、最近は竹串の先でカプラーを押して解放させています。
たったこれだけのことでも、模型の世界で連結器の解放作業をしている気持ちになり、それなりに楽しいです。
7. Posted by skt   2017年09月28日 15:52
入れ換え作業そのものを楽しむシャンティング・パズルとかタイム・セイバーなどのゲームも楽しいですよ。
下のurlは、昔、記事にしたものです。
http://skt48.cocolog-nifty.com/blog/2013/10/post-4239.html
8. Posted by    2017年09月30日 21:55
初めてコメントします。

私はNゲージですが、入れ替え連結解放を楽しんでます。マグネットでの解放は、過去に上手くいかない場合が多かったので、今製作中のレイアウトでは、採用しませんでした。代わりに竹串/精密ドライバーを用いてます。アメリカの方々も、竹串利用が多いように思います(動画でも結構見かけます)この方が確実に解放出来ますし、気分的にも実車同様に、停めた位置で解放ですので。

あと「その昔、KadeeのNゲージのカブースは軸受に弱いコイルバネを入れて抵抗を大きくしていた。」とありますが、色々と検索していて、見かけた事がありました。英語に堪能でないので、なんの為にそうしているのか、理解できなかったかのですが、やっと理由がわかりました。ありがとうございますm(_ _)m
9. Posted by Empirebuilder   2017年09月30日 22:54
DUが話題になるのはめずらしいですね。雑誌でもネットでも見かけることがほとんどありませんでした。

初期のKDはDU機能がなく、DU可能な改良型が発売されてから広告を見かけることが多くなり、カプラーの袋にも説明書が同梱されていました。残念ながら当時の私の英語力では理解できませんでした。後年やっと理解できた時はこのアイデアのすごさに感激しました。

DUをスムーズに作用されるために必要な要素はいろいろありますが、カプラーの復元力は最も重要です。当時主力であった6番は2種のばねを使っていましたが、かなりデリケートで調整が難しいものでした。また6番は入換えに使用するには致命的ともいえる問題があり、すべて5番に変更しました。5番もポケットに問題がありましたが、その後改良されました。ただ復元バネはデリケートで取り扱いに苦労しました。ウイスカーが登場してこれらの問題が著しく改良され、決定版のような気がしています。実際、米国では5番に取って代わり主力になっているようです。

自動開放できるカプラーはいくつか自作しましたが、手間がかかり全車両に取り付けることはできません。この点、既存のカプラーをそのまま使用できるKDのDUは非常にすぐれたアイディアで、自動開放カプラーとは別次元の製品です。それにしてもかっては非常に高価であったKDが、最も安い???カプラーとなった現在は隔世の感があります。また、特許が切れてからその良さが再認識されたのは皮肉ですね。

KDは鉄道模型用の機能部品としては最も優れた製品と思います。最近の傾向として機能を犠牲にしてスケール志向の部品が作られています。ジョンアレンのG&D鉄道では機能を優先してベーカーカプラーを使用していました。あの不細工な?ベーカーカプラーの存在が気にならない素晴らしいレイアウトでした。最近の極端なスケール志向は鉄道模型の楽しさを奪っているように個人的には思っています。
10. Posted by dda40x   2017年10月12日 07:29
日本でDUを楽しむ人がほとんど無いのは、固定されたレイアウトを持つ人が少ないからでしょう。
40年前、私は長さ4.5 m、幅50 cmの入替用レイアウトを作り、BB機関車でDUを楽しみました。機関車の性能が今一つで、微速前後進が難しく、それを改良するのに大半の時間を費やしました。
現在はDCCを使えば、そのような改良もそれほど必要なく、楽しめるでしょう。DCCの普及度とも相関があると見ています。

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