2017年05月26日
日本の蒸気機関車のブレーキ
T氏から、さらにいろいろな機関車の調査結果を教えて戴いた。機種によっては、リーディングとトレーリングを混在させているらしい。
再検証した範囲では、以下の様だ。
・9600は前進で明らかにトレーリングである。製造当時は最重量級の列車を牽いていたのだから、これは不思議である。
・8620とC56の第3動輪、C58の第2動輪は前進で明らかにトレーリングだ。いずれも軽量の中小型機なのでブレーキが強すぎると動輪が滑走しやすい可能性があるだろう。
・大型テンダー機のC51、C55、C57、C59〜C62、D51、D52は前抱きで前進リーディング(ただし、かなりニュートラルに近い)
・C53は3シリンダの関係で軸距が独特なので、第1動輪だけ後ろ抱き、第3動輪は長いリンクで吊っているため、第3動輪だけ極端にリーディングだ。恣意的か、それとも単なるスペースの問題か?
・D50はかなりきわどいが、第4動輪だけはトレーリングに見える。
蒸気機関車の動輪はすべて連結されているので、動輪群全体でブレーキ力確保という考え方かもしれない。
ともかく、前抱きはトレーリングというのが非常に浅い思考であったことは、反省している。
再検証した範囲では、以下の様だ。
・9600は前進で明らかにトレーリングである。
・8620とC56の第3動輪、
・大型テンダー機のC51、C55、C57、C59〜C62、
・
・D50はかなりきわどいが、第4動輪だけはトレーリングに見える。
蒸気機関車の動輪はすべて連結されているので、
ともかく、前抱きはトレーリングというのが非常に浅い思考であったことは、反省している。