2017年01月06日

続 Lionel

115_5130115_5131 蒸気機関車はspur gear drive(平歯車駆動)である。直捲電動機であり、ギヤ比は12:1程度であるが、簡単に逆駆動できる。すなわち、子供が機関車を手で押すとモータが廻る。永久磁石のない直捲電動機ならでは、である。モータ軸は枕木方向であって、歯車は二段になっている。残念ながら、発電はできない。全軸ギヤ駆動だからロッドは飾りであるが、エキセントリック・ロッドも加減リンクも動く。子供たちはその動きに魅せられる。

115_5132 直捲電動機は起動トルクが大きい。電圧を上げていくと、じわっと動き、電圧を変化させなくてもそのまま加速していく。伊藤 剛氏が、「オートマティック・トランスミッションのようなものですから。」と仰ったが、全くその通りである。 3極モータで、コミュテータは3等分の円盤である。円筒状のものに比べて、円周が大きいから摩擦の点で損なのだが、後述のブラシ取換えのことを考えた構造であろう。

 モータ軸は機関車を裏返せば軸端が見えているから、簡単に給油できる。ブラシもその横に見えているから、押えのヒゲバネを横にずらせばすぐ外れる。交換部品はいつまでも供給されているから、半永久的に使える。
  
 先従輪は、左右に自由に動き、急カーヴの上では極端に飛び出す。

 電流値は最大5 Ampほどである。フィーダ線を手で軽く押さえて出発させたところ、接触抵抗が大きかったのだろう、熱くなって驚いた。50年ぶりの経験だった。


コメント一覧

1. Posted by YUNO   2017年01月06日 13:48
急カーブ対策で第二動輪にフランジが付いていないのもライオネルの特徴の一つですね。D型機なら第二、第三動輪にフランジがありません。
テンダの3軸台車も第2軸にフランジのないタイプがありましたが、全軸にフランジがあるのは輪軸が左右に動く構造でしょうか。
2. Posted by dda40x   2017年01月06日 21:44
ライオネルには詳しくないので、お答えできません。
テンダのような小さな3軸台車でもフランジレスがあったのですか。
3軸ディ−ゼル台車は端の1軸がフランジレスです。急カーヴで線路から落ちて仕舞い、再度上がるときにバチッと音がして気分が悪いですね。
3. Posted by YUNO   2017年01月06日 23:40
メルクリンもよく似た構成になっていますよね。
中央三線式の機関車は直捲モーターの軸を枕木方向に置き、スパーギヤだけで駆動します。注油やブラシ交換も自分で行うためのマニュアルが付属しています。
フランジも高さがあって角度が浅いので、客貨車はプレーン軸受けなのに良く転がり、急カーブでも滅多に脱線しません。

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