2016年12月15日

続々々 鉄橋を組む

門構門構 2基 初めはへなへなであった板を次々に組んでいくと、突然素晴らしい剛性が生まれる。橋というものはそういうものであることは知っていたが、実際にそれが目の前で起こると驚く。橋本氏も、門構を組み付けた途端、堅くなったのでずいぶん感動された。

115_5060 橋は最小限の材料で、最大限の強度を出すように設計される。貨車も同じである。どうすれば強くなるかということを考えて、使用に供される。アメリカもこの時期は人件費が安かったのだろう。細かい部品を、これでもかと組み付けている。現代は大きな部材を簡単に組んでいる。鋼材の進歩や、熔接の技術が向上したことも大きい。
 この写真は、厚い鋼板を嵌めて、橋本氏に手で押さえて戴いた様子である。

115_5066 ハンダ付けが終わった橋は、水洗いして乾かす。見る間に薄い錆が出てくる。鋼板の表面には、極めて薄い酸化被膜ができている。即ち、不動態化している。そこに塩化物イオンが付くと、その不動態被膜に欠陥が生じ、水中で酸素によって酸化されてしまう。
 それを防ぐには、よく洗ったのち、すぐに水を取り除くことだ。タオルで拭いてから、空気を吹き付けると飛んでいくだろう。よく乾いた状態では、徐々に酸化被膜が生成し、また錆びにくくなる。もちろん窓は締め、外から飛来する塩、硫酸を排除することが必要だ。冬の石油ストーヴは非常に良くない。二酸化硫黄ができて、それが鉄の上で硫酸に変わるからだ。
 カーヴした線路を置いてみて、建築限界に引っ掛からないかを確認している。

dda40x at 12:15コメント(3) | 力学 この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by 中尾 圭三   2016年12月17日 04:45
素晴らしいです。早く行きたいです。

2. Posted by 藤井   2016年12月18日 10:57
千葉の藤井です。
鉄橋素晴らしいですね、私も鉄橋製作プロジェクトを25年前OMIの商品を見てから構想を練っていますが、膨大なリベットを如何に製作するかで全く進展していません。
3. Posted by dda40x   2016年12月18日 18:46
コメントありがとうございます。
今まだ組立て途上です。
ようやく厚い8mm板を貼りました。重くなって驚きました。
中身が詰まっているので、本物よりずっと重くなります。 

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