2016年08月21日

Russian Iron の表現

 この方法は膜が薄いところが良い。電着した膜は加熱によって硬化させる。おそらく、熱硬化性樹脂(エポキシ系か)を用いている。低温ハンダを使うと、ばらばらになるかもしれない。
 常識的にはマイナス極に析出させるはずだ。陽極には溶けにくい金属が良いが、ステンレス板で十分だ。電圧はそれほど問題にはならない。適当に調節すればよい。模型用の電源で十分だ。電流は少ない。

 この方法では、色が自由に選べるので、黒染めの代用になるかもしれない。あらかじめニッケルめっきを施すと色が良くなるだろう。アメリカの機関車の一部にはラシアン・アイアン風の緑色のボイラ・ジャケットがある。それも簡単に再現できるはずだ。 

 先回の黒い被膜の機関車も、この方法で仕上げる方法が可能だろう。 塗装に依らない機関車の仕上げの時代が来るかもしれない。
 HO以下のサイズなら、全体を容易に液の中に沈める ことができる。凹凸があると、凹んだ部分は電界が小さくなるので、やや不利だが、それも工夫によって克服できる範囲にあるとみている。相対する電極をとがらせて、その近くに持って行けばよいのである。電界を狭い範囲だけ大きくするわけだ。

コメント一覧

1. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年08月21日 16:37
メーカーのホームページを見ると、このエレカラという製品を使う場合は専用電源だと60Vの電圧かけるようです。
また200mlの製品は製品容器にそのままつければよいようですが、容器の直径が7cmらしいので、HOでも大型機は無理です。ナローの車両なら十分ですね。
剥がれにくいということなら台車などにはよいかもしれないです。確かに面白い着色法だと思います。
2. Posted by dda40x   2016年08月21日 19:24
確かにそう書いてありますね。
この60Vというのは危険な電圧です。直流ですと40V以上は感電死の惧れがあります。おそらく、電流を絞る工夫があるのでしょう。人間の致死電流は50mAということになっているので、その数分の一しか電流が出ないようになっているのだと思います。そうでなければ、すでに死者が出ていると思います。12Vでも十分作動するはずですが、時間が掛かるのでしょう。
生物化学の分野の一般的な電気泳動は300〜400Vほど掛けますので非常に危ないのです。
 おそらくこの会社は、いくつかの実験をしてこの条件を見出していると思います。60Vという数字だけを見て電源を作ると危険ですから、素人は避けるべきです。そういう意味ではこの数字を公表するのは、事故を誘発する可能性が大きく、まずいことです。

 大きな容器を使えば大型機でも可能です。要するに液の量を増やすわけです。


3. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年08月22日 00:08
あの専用電源 かなり高価(約4万円)なので何らかの電子回路が入っているのでしょうか?
ところであの電源で電解メッキなども出来るようです。
メッキ工房などの簡易メッキ機 乾電池を電源とするものが多いようです。これに普通の電圧制御のパワーパックをつないでも、電流が流れすぎてうまくメッキができない、表面が荒れてしまうようですが、こういう場合は定電流回路を入れてメッキの電流を制限して流せばきれいにメッキできるのでしょうか?
4. Posted by dda40x   2016年08月23日 07:16
価格と中身とは相関関係はないものと考えています。
電流制限はないとまずいと考えて書いたものですが、実際のところはわかりません。
めっきは電流密度を一定に保つのが難しく、素人ではなかなか大変です。専門書を見ると、A/平方dmという単位で示されています。温度、pHも同時に管理しなければなりません。そういう意味では、めっきペンはなかなか大した発明です。
私はニッケルメッキは無電解めっきをします。準備が大変ですが、均一に付きます。
5. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年08月24日 09:18
確かに凹凸のあるものだと、電解メッキでは電流密度を一定に保つのが難しいですね。メッキペンだとペン先のメッキ液が染み込んだフェルトが接触している部分だけでメッキがおこなわれるので電流密度が一定になりやすいということですね。

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