2016年05月28日

collapsible freight cars

collapsible 折り畳み傘を英語でcollapsible umbrella と云う。たぶんアメリカ語だと思う。イギリスでは別の言い方をしていたように思う。collapse という語は、くしゃくしゃとつぶれる様子を表す動詞で、パタンパタンと畳まれるときはfoldingと言ったような気がするが、辞書を引いても今一つよくわからない。言語学者に聞けば良いのだが、なかなか難しい。
 
 さて、この写真をご覧になって、「分かった」という方は多分75歳以上だ。1950年代に伊藤 剛氏が発表された折り畳みができる貨車だ。
 お預かりしている箱を順次開けていくと、このようなものに行き当たる。

 妻板はぱたんとこちらに倒れる。すると体積が1/3になるというものだ。屋根と側板は輪ゴムで束ねる。台車は例によってホックでパチンと嵌まっているだけだから、抜けば体積を減らせる。妻板裏のバネをつかんで縮めれば外すこともできる。残念ながら側板が劣化して壊れているので、すぐにはできないが、修復しようと思う。

 見つかっているだけで5台分ある。驚いたことに(当然なのだろうが)妻板のヒンジ部分は互換性があり、どの部品とも合う。組立時にジグを使っていらしたのだ。この辺のことは、なかなか実現できないものだ。

伊藤剛氏の工作 妻のクロースアップである。このブレーキホィールは既製品ではない。実に見事な造形である。中心部は小さなホックである。それに細いブラスのワイヤを花びら状に作ってある。繊細で美しい。この写真は拡大しているが、実際は直径が10mm程度のものだ。小さいから見過ごしてしまいそうなのだが、細かくできていて、美しい。



コメント一覧

1. Posted by 稲葉 清高   2016年05月29日 15:20
> イギリスでは別の言い方をしていたように思う。
イギリス語なら、ごく普通に folding umbrella でしょうね。
-> http://www.theumbrellashop.co.uk/
の Mens folding とか Ladies folding のところとか。

おっしゃるように、collapse だと「クシャッ」となった感じですねぇ...
2. Posted by dda40x   2016年05月30日 09:47
やはりそうですか。今だとパタンパタンと畳むような感じがしますが、子供のころ、初めて折畳み傘を見たときはくしゃくしゃになったという感じがしたことを覚えています。最近は2段に畳めるので、またその感じがします。
collapseは、何らかの事故や災害で物が潰れる時に使うのがほとんどです。アメリカでこの語を使うのは、どうしてでしょうね。
3. Posted by YUNO   2016年05月30日 09:57
やはり国民性の違いではないでしょうか。
昔からイギリス人は使った傘を、洋服のように折り目をきっちりつけて畳みますから。
想像するに、アメリカ人は手早くくしゃくしゃに丸める人が多いのでしょうか。気候も関係あるような気がします。

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