2016年05月22日

吸音材

 ゴムは重い。5 mm厚の1 m幅の1 m当たりの質量は8 kg以上である。10 mあったので、80 kg以上あったことになる。道床下張りにはそれを80 mm幅に切って使った。それだけでも 1 m当たり 640 gほどもあるのだ。

 天然ゴムは水の密度よりわずかに軽い程度だが、この黒ゴムは重い。充填剤がかなり入っているのだろう。

 隠しヤードの先端部分 5 mは、低発泡ポリ塩化ビニルのシートである。工業用のシートで、工場の棚に敷くものだそうだ。大切な工具を置くとき、傷まないようにするのだろう。かなりの面積を戴いたので、それを重ねて貼る。表面が緑で、裏は黒だ。これも重いものである。

 ポリ塩化ビニルは黒ゴムの密度と同程度だろう。いずれにせよ、厚いものを使うと効果があるので、重くなる。

 コルクは全く機能しないことを書いたが、相変わらず吸音性があると称して売っている。驚いたことに、ウィキペディアに、”コルク道床”という項目まである。Google で調べると、無数の写真がある。どなたも効果があると信じていらっしゃるのだろう。ゴムを試すべきだ。吸音能力の大きさにあまりにも大きな差があって、驚くだろう。
 ウィキペディアの間違いは多い。信じがたいほど派手に間違っている。ロンビック・イコライザの項は相変わらず、めちゃくちゃだ。どなたか書き直して戴きたい。 

 ゴム道床を試してみれば良いのに、と思う。走らせて楽しむのだから、より良い方法へと模索するのが正しい姿だ。本に書いてあるからとか、先輩が使っているからと言って採用するのは、賢明とは思えない。
 ゴムは相対的には安いものだ。よく切れるオルファ・カッタがあれば、切断も簡単だ。接着も完璧に付ける必要はないので、気楽にやればよい。HOなら 2 mm厚を使えば十分だろう。

 毎日、ゴムを1mずつ貼っている。今、面積の大きな部分なので、下準備、施工とも大変な作業である。重いのには本当に参る。

コメント一覧

1. Posted by 一式陸攻   2016年05月22日 12:45
ピィコもかつてスポンジ道床というのを販売していましたね。
経年劣化でベタベタになったという話はよく聞くのですが吸音効果についてはあまり聞きません。
コルクと同じくほぼ無に等しいでしょうが。
雑誌等で客観的なデータを基にした特集など組んで戴きたいものです。

2. Posted by dda40x   2016年05月22日 21:17
発売当初から怪しいと思っていました。
車やオーディオ関係ではゴムを使うのがすでに常識で、スポンジが効果あるわけないと思いました。
経年変化はあるでしょうね。粉になったという話も聞きます。

雑誌社は製品の性能については比較検討できないのです。広告料をもらっていますし、自分の会社がそれを売っているという変な会社もあるのです。
3. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年05月22日 23:41
PECOは今でも SL-50 Track Inlay Roll(HO/OO) SL-350 Track Inlay Roll(N) といってスポンジ道床を売っています。同社のホームページによると10年間保つという能書きですが、どうなのでしょう?
日本とイギリスでは気候が違うので、寿命も違って早く劣化するのでしょうか?

本題とは違いますが、欧米製品の量産品には手すりに鉄線を使ったり、トレーラーのウェイトに鉄板を使っているものが多いですが、湿度の多い 日本で使っていると数年すると確実に錆びてきます。
これは気候の違いなのだと思います。
4. Posted by 春岡電鉄   2016年05月23日 09:10
実物も、ゴムを敷いております。
名称はバラストマット、厚みは25mm。

用途は、コンクリート高架橋など市街地の振動・防音対策として、道床バラストの下に敷設しております。
5. Posted by dda40x   2016年05月23日 23:55
10年しか持たないということは、安くても使うべきではありませんね。
イギリスは島国だから、塩の粒子が飛んできやすいので、錆びる筈です。違いは、塗料を塗る習慣がある人たちが多い国と、そうでない国の違いでしょう。
 近くの高架の工事で使っているのを見ました。防水を考えるわけではないので、かなり気楽な工事のようでした。。
6. Posted by panorama7500   2016年05月26日 10:22
以前にピイコのスポンジをカワイの木製道床に接着し、フレキレールをはめました。枕木のはまる部分はへこましてあり簡単に取り付けることはできたのですが部分的に犬釘で固定する必要がありこの穴も小さくて緩やかに固定できませんでした。実際は防音効果は期待できずフレキを取付やすいことだけでした。また、正確な曲率、まっすぐな直線を得ることは難しく、余り使わないうちにぼろぼろと崩れて行きました。10年持ったでしょうか。
また実際使ってみてどうかということも皆さんの声がほしいですね。

実物の高架線に最近は保守上?、コンクリート道床が増えてきましたが最近は関西線八田高架等コンクリート枕木にゴム製の靴をはかせてはめ込んでいるようです。地下線でももう少し前から上飯田連絡線に設置されているのを見ています。はるか前に名鉄では、本線曲線路で波状摩耗対策で古ゴムタイヤをPC枕木の下に取り付けて試験したこともあり、効果が確認されていました。こんな効果もゴムにはありますね。

7. Posted by dda40x   2016年05月28日 20:48
スポンジ道床はすでに発売をしていないと思っていたのに、そうではなかったというのは、少々ショックです。
良いものを売ろうという気持ちが無いと、この趣味はすたれます。
走行に関するものは大切です。
良い線路、良い車輪、良い軸受、良い歯車、良いモータが必須条件です。

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