2016年03月09日

側線を敷く

track gang 最近は側線の敷設に掛かりきりだ。プリント基板(ガラスエポキシ)の短冊を枕木とし、それにレイルをハンダ付けして分岐器を作る。ハンダ付けする枕木は数本おきである。その枕木の抜けた部分には木製枕木を貼り付ける。
 いつもこの格好で作業している。この薄汚い褐色のジャケットはUPで作業用に支給される物だ。Tom Harveyにもらった。Union Pacificのロゴが入っていたが、それはもう剥がれ落ちた。帽子は亡くなったLorell Joiner氏にもらったものだ。

 簡単な作業のはずだが、いくつもの面倒な作業があり、1日1つ出来れば良いほうだ。三枝分岐は4日も掛かっている。 路盤の高さがあるので、脚立に跨っての作業である。だんだん奥に行くので、そのうちに路盤に寝そべってしなければならないかもしれない。そういうときは線路を保護するように、何かの養生板を敷くことになろう。
 アメリカでよく見るのはこれだ。既製品もあるし、自作品も見たことがある。博物館では、線路の周囲に透明プラスティックの保護板を付けるので、これは使えない。ただ、工事中には役に立つだろう。ただし、足元にスペイスがないと押し込むことができない。 

 ハンダごての持ち方に注目してほしい。先が小指側に来ている。こういう方法で持たないと、先端に力が入らない。熱いこてをレイルの下部に押し当て、一気にハンダの凝固点を越えさせるのがコツだ。もたもたしているとハンダがたくさん溜まってしまう。なるべく短時間にしないと、エポキシ基盤とは言え、銅箔が傷む。ハンダこては先端が平らな専用品だ。 

 尖端レイルの支持方式に悩む。故障が少なく、簡便な作り方で、そこそこの見栄えが必要だ。 使用頻度が少ない側線は問題が起こりにくいが、現在工事中の部分は機関区への通路で、重量級機関車が頻繁に通る。丈夫に作らねばならない。
 根元はリン青銅の薄板で作り、弾性を利用したヒンジである。尖端に近い部分にはリンクで結合させるが、一つでは途中が撓む。長年に亘って無事故で使用したいので、リンクを2、3箇所付けるつもりだ。

 当初はポイントマシンを線路下に内臓するつもりだったが、今後の保守を考えると、半露出とすべきであるという結論になった。

コメント一覧

1. Posted by YUNO   2016年03月09日 09:52
服装は重要ですね。本職の使う作業服は機能的に作られていて丈夫ですし、本物を着ると地道な作業に対するモチベーションの維持にも役立ちます。
2. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年03月10日 17:09
高い位置で作業されるのは大変ではないですか?シ-ナリーなどは仕方がないとしても、ポイント作成などの精密作業は、机上でして後で路盤ごとレイアウトに設置という方法では不具合があるのでしょうか?

3. Posted by dda40x   2016年03月10日 19:48
はい、そのようにしています。その締結作業の写真です。枕木間隔の調整などもこの形でせねばなりませんが、短時間です。
その他、電気接続、短絡の有無の調査などはこの状態です。
4. Posted by dda40x   2016年03月10日 19:55
もう30年も着ているのですが、まだもっています。中にポリエステル綿が入っていて暖かいので助かります。
博物館の中は20℃ですから、比較的寒いのです。
5. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年03月11日 01:27
あの格好で、レールを枕木にハンダ付けされているのかと思いました。失礼しました。

ところでポイントマシンを表面に半露出でつけられるというのはよい選択だと思います。
台枠ごとひっくり返せるような小レイアウトや組み立て式レイアウトは別として、作用ロッドはレイアウトの線路下を通しても、マシン本体は表面からアクセス可能にした方が保守が容易になってよいと思います。
以前紹介されていた米国のレイアウトでも、作用ロッドを使ってポイントマシンは手前の触りやすい位置に置かれていたものがありましたね。

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