2016年02月17日

続 視察団の来訪

 走行音は極めて静かという評価を戴いた。それは車輪によるところが大きい。めっきした車輪はすべて排除した。この編成の中に1輌入っていると、走行中に指を指せるほどその音は大きい。高級な精密旋盤で旋削した車輪は、素晴らしく静かだ。めっきしてあると光っているので平滑だと思うが、それは大きな間違いである。

 カメラを搭載した車輛は単なる flat car だが、バネ付きの台車で実に滑らかに走る。継ぎ目の音が軽いというコメントを戴いたが、それが良いのか、良くないのかは文面からは不明である。 
 イコライジングだけの台車は1割程度含まれている。追い越す時に音を聞いて、多少コツコツという音がすれば、それはバネが非可動の車輛だ。 

 コメントでレイルの音が大きいということを書かれているが、カメラのマイクロホンの位置もあって、そういう音を拾い易いのであろう。現実にはこの程度の速度では音は小さい。しかし、場所によってレイルの材質が異なるので、高架のループ上では多少音がするはずだ。その部分のレイルは古く、細かい傷がついている。2分54秒あたりはバラストを撒いた部分であり、腹立たしいことにその部分の音は大きい。バラストを固着してあるからだ。他の部分はエラストマーが中をへこませた形に成型してあるので、枕木がそこに嵌まり込んでいる。釘穴を緩くして、自由に動ける程度の留め方をすると良い結果が得られることは明白だ。 
 同じカメラで、通常の線路上で通常の車輪を付けた車輛を走らせて対照実験をすると面白いだろう。腰を抜かすほど凄まじい音がするはずだ。  

 今野氏が先輪が動かないと述べられているが、それは曲率が一定であるからだ。高架部分を除き、外周の複線は新しく敷いた部分で、長いジグを用いて線路を固定した。完全な円弧であるから、先輪位置はピクリとも動かない。 敷設時に、そのジグを線路に嵌めて押してやると、数メートルなめらかに滑って行く。

DCC meter DCCの電圧、電流を測定するメータを取り付けた。Tonyの店で数年前に手に入れたもので、重宝している。この電流は客車の室内灯で、無視できない電流である。直流走行では、8Vくらいで電流は0.30 Aほどである。DCCでは、常にフル電圧が掛かっているので、損失が大きくなる。天井が熱くなっているものもある。これは回路設計が賢明でないからだ。分解して取替えることにした。
 この写真の上はDCCの分岐用のラグ板で、たまたま作って置いてあったものである。メータとは関係ない。
  

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コメント一覧

1. Posted by 稲葉 清高   2016年02月17日 09:33
> 敷設時に、そのジグを線路に嵌めて押してやると、数メートルなめらかに滑って行く。

うーむ、凄い。参りました...
半田付けならまだしも、スパイク仕上げでこのレベルは私にはできる気がしない。
2. Posted by dda40x   2016年02月17日 10:37
残念ながらFlex-Trackなんですけど。しかし両末端の曲率合わせには苦労しました。
hand-laidでは音が消せなくて、ダメですね。
 


3. Posted by ゆうえん・こうじ   2016年02月17日 22:38
最近はDC-DCコンバーターの性能が上がったので、降圧する場合でも、シリーズレギュレーターで降圧して電圧下げた分を熱に変えるより、効率が良いらしいですね。

レールの継目の音については、イコライザー・バネ併用が一番心地よく聞こえるように感じます。イコライザーのみで車重があると衝撃音のように聞こえます。
4. Posted by dda40x   2016年02月17日 22:59
 貨車でさえも、バネがなくてイコライザだけですと、カツンという音がします。
 継目音がすると喜ぶ人が多いのですが、私は嫌いです。そのような衝撃音がするということは、徐々に壊れていくわけです。貨車の台車はプラスティックですから、弾性梁なのでしょうが、良くないです。
重ね板バネ + イコライザが素晴らしい実感のある音を出します。

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