2016年02月21日

車輪を塗る

 先日手伝いに来てくれた友人が、貨物列車を見てかなり驚いていた。
「車輪が塗ってある・・・・・・」

「君のは塗ってないのか。」と聞くと、機関車は塗ってあるが貨車などは全く塗ってないという。塗るのは面倒だし、うまく塗れないと言う。
「そんなことはないよ。ほらこうして車輪を回しながら一筆で片面塗れるだろう?いっぺんにやると失敗するから、1面ずつ塗ればいいのだよ。」

 タンク車には裏面も塗る。彼はそこにも驚いていた。
「タンク車のフレイムは透けているから、裏まで見えてしまうからね。」
一部のホッパ車も裏が見えそうだ。

 彼はその簡単さに非常に驚いていた。この種の塗装はフロクイルに限る。薄い塗膜でも隠蔽力があり、つやがなくて筆で滑らかに塗れる。常温でも塗ってから1分くらいで溶剤が蒸発し、もう垂れることもない。完全に固まるまで2日ぐらいかかるが、線路に載せてしまえば触ることもなくなる。

 フロクイルは手に入りにくくなってしまった。日本のみならずアメリカでも買いにくい。どういうわけかそのブランドが無くなってしまったようだ。どこかが買い取って売り出せばよいのだが、在庫限りでおしまいのところが多い。
 昔買い込んだものがスーツケース一杯分くらいあるので、当分は大丈夫だが、特定の色はなくなってしまいそうだ。UPイエロゥとかプルマングリーンは貴重品だ。

 プルマンの車輪には油汚れの色を塗る。車輪が塗装してあると非常に実感的である。

dda40x at 02:21コメント(2)塗装 | 貨車 この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by きんぎょ/中澤   2016年02月21日 09:36
フロクイルの入手はもう絶望的です。油性塗料から水性塗料への切り替えという環境規制?の結果なのでしょうか。ウェザードブラックを愛用し、航空便で送ってくれなかったので出かけるたびに買い集めていましたが、2013年夏に買えたのが最後でした。残念です。同色と称する水性のはやはり使い勝手や色合いが難ありかと。
2. Posted by dda40x   2016年02月25日 21:27
フロクイルの良さは、そのピグメント(顔料)にあると思います。その顔料が最近の規制にひっかかったのではないでしょうか。
カドミウムとか鉛その他の重金属を使わないと出ない色があります。しかも褪色しないのです。
残念ですが仕方ないですね。

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ