2015年10月26日

続 driving turntable

 ターンテイブルの回転時には、地下の大きな円盤も同時に回転している。慣性モーメントは無視できない。楔が突然スリットに差し込まれるとどうなるだろう。かなり大きな衝撃が発生し、楔を出し入れする装置は徐々に壊れるだろう。スリット付きの円盤も鋼板製とは言え、徐々にへたるであろう。衝撃で、転車台上の機関車が、脱線転覆することもあるかもしれない。

turntable indexing device やはり、何らかの衝撃吸収装置が必要だ。単なるバネでは跳ね返ってくるから、動きが滑稽になる。柔らかいバネと、緩やかな動きをするオイルダンパか同等品が必要だ。そうすれば、多少の操作ミスもうまくごまかせるかもしれない。本当は、楔を出し入れする部分は、円周に沿って動くべきだが、接線方向に動かす方が作り易い。これでも半径が大きいので十分である。telescoping とは昔の望遠鏡のように伸び縮みできることを言う。

 ダンパのストロークは片方で25 mmほどあれば十分だろう。ラジコン部品に豊富なラインナップがある。この商品は意外に長持ちする。今手元にあるのは25年前に買った商品だが、油漏れもない。センタリング装置はバネにすべきか、リンク機構にするか迷っている。後者は錘(おもり)を斜面に沿って持ち上げる方法だ。後者は変位に依らず、復元力が一定であるが、錘の慣性を考えると感心しない。錘の代わりにバネを用いると、その部分の慣性質量は小さくなる。この辺りのことは、30年ほど昔、先台車の復元装置でいろいろなパターンを考えたのを思い出しながら考えている。組合わせるべき方法はいくつかあるが、簡単にまとめられて、なおかつ故障のない方式にせねばならない。

  ターンテイブルがゆっくり回転している様を想像してみよう。目的の枝線が近くなると、減速し、楔を出す。楔はバネで軽く押し付けられるので、円盤の縁の鋼板をこすり始める。目的の枝線でカチンと嵌まり込むのだが、可動橋はまだ少し動いて通り過ぎる。そのうち止まるが、ゆっくり戻り始めて所定の位置に止まるというわけだ。
 ダンパの速度緩和が大事である。良いダンパが見つかれば、ほとんど完成したようなものだ。 


コメント一覧

1. Posted by ゆうえん・こうじ   2015年10月26日 17:56
ddx40aさんのターンテーブルはOゲージなので、慣性モーメントも大きくなるのでこのような仕掛けも必要かと思いますが、HO/Nゲージではそこまで考える必要もなさそうな気がしますが、いかがでしょうか?
2. Posted by dda40x   2015年10月26日 19:38
もちろん、その通りです。小さい模型では慣性はほとんど考慮する必要はありません。しかし、たとえ小さくても、その裏側に大きな円盤とインデックス装置が付くと、実感のある動きが楽しめるようになりますよ。
小さな模型が動くところを見て、足らないと感じるのは慣性です。それを作り出せば本物のような動きを楽しめるわけです。

3. Posted by YUNO   2015年10月26日 23:36
長期間の使用で部品が摩耗した後に、楔がスリットに食い込んで抜けにくくなる心配はないのでしょうか?
4. Posted by dda40x   2015年10月27日 05:38
楔(くさび)の角度の問題です。また、スリットの角を丸めることも必要でしょう。当然、楔は硬い材料で、円盤は軟らかい材料で作るべきです。グリースが少しでも付いていれば長持ちします。
この辺りのことは機械設計の専門家に話を聞いてあります。

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