2015年10月22日

可動橋

 可動橋の両端には、円周の接線方向に回転する車輪が付く。日本のプロトタイプは2輪ずつであるが、アメリカの大型のターンテイブルには4輪付いているものがあり、それらはイコライズしている。本物の橋の、長手方向の捩じり剛性は知れているので、捩じられて、円周レイルに密着する。それを実現したい。

 車輪にはフランジがない場合もある。実物の駆動装置は4輪のうち1,2輪を用いている。摩擦力が足らない場合は補重している。模型でそれを実現するのは難しいから、中心軸で駆動する。かなり大きなトルクが掛かるので、軸は可能な限り太くする。たまに見る模型化例では、駆動軸の剛性が足らないので、橋がぷるぷると震えている。それだけは避けたい。橋はぐわーんと動かねばならない。

 出力が大きなモータを用いると、立ち上がりが良すぎるので、小さなモータにフライホイールを付けて動かす。もちろんギヤ比は大きくする。これについての基礎実験は終了している。
 見かけもさることながら、今回作成する模型では機能を重視する。橋の捻じれに対する剛性を低くし、円周レイルに密着させる。模型は実物と比べると堅いので、強度を確保しつつ、捻られるようにせねばならない。

DCC-DC compatible turntable 円周レイルを走行電流の給電に用いるとすれば、絶縁部の長さはできる限り短くせねばならない。同時に軸の部分でも給電が必要である。それはロック機構のDCC制御用である。すべてのポイントと同様、ターンテイブルもDCC制御である。進入、退出用線路の反対がわの枝線群にはDC機関車を入れる。そうしないと極性の転換ができないから、事故を起こす可能性があるからだ。   
 その枝線群と直交するエリアの枝線群に、DCCの機関車を配置するというのが、現在の案である。円周区間の絶縁区間はその枝線の隙間に来るようにする。集電は摺動式とする。そうしないと不確実であるからだ。十分な接触圧を確保する。絶縁区間を跨ぐときにショートしないように、精度高く取り付けねばならない。おそらくDCCの機関車はその瞬間、電源が切れてプツンと音を立てるに違いないから、それは避けたい。デコーダが優秀でないと、その停電時にメモリが飛ぶ場合もある。

 円周レイルを集電に使わず、軸の周りから取るとDC時の極性転換が難しい。DCとDCCの共用は難しいのだ。

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