2015年10月10日

turntable pit

 転車台周りの15 mm 合板を、外に運び出した。ピットを丸く切り取らねばならない。
 以前作った時は、ジグソウにアームを付け、中心を固定して切り出した。正直なところ、ジグソウでは丸く切れない。後の修正が大変だった。今回は router (ラウタと発音)を用いた。

 このラウタは30年ほど前にアメリカで買ったものだ。reconditionedと書いてあって、半額であった。見本として試運転をさせたりしたものを整備して、処分していたのだろう。ボール・ベアリングは新品だった。出力は約1 kWで、毎分2万回転のモータである。ラウタは刃に当たる木材を粉にして放り出す機械であって、仕事量が多い。
 出力が大きくないと、負荷が掛かったとき、焼けてしまう。以前ドレメルにラウタ・アタッチメントを付けて削ったところ、あっという間に昇天した。ドレメルの出力は100 Wもなかったのだ。
 刃物も超硬ビットを使わないと、たちまちダメになる。この刃は6.35 mm(1/4インチ)径である。細いので仕事量は小さいはずだが、15 mmの厚さがあるので、負荷は大きい。
 
router armrouter arm 2 回転軸からのアームを付けねばならない。滑りの良い底板を外して、それを留めているネジの長さを調べた。意外と短く、アームに相当する合板を座グリして沈めなければとても届かない。刃を付けてそれで座グリした。刃が出るところも彫り込んで穴を開ける。ごく適当に削り取った。
 半径は450 mmにした。もう少し小さくてもよいのだが、機関車を止める時、はみださないよう細かく神経を使いたくないからだ。
 回転軸の穴を開け、合板の中心に留める。この時、合板だけだと薄くてネジが傾く可能性がある。裏に硬い木のブロックをネジ留めして、それに長いビスで留めた。この時、ガタがないようにしておかねばならない。小さめの穴に木ネジの平滑部が無理やり入る程度がちょうどよい。
 枕木に合板を載せて、切り込む。刃の深さは枕木に多少切り込む程度にしておかないと、完全に切れない。

cutting outturntable pit 電源は昇圧器で120 Vに上げておく。電圧が低いとモータが焼ける可能性が高い。一気に半周廻して、持ち替えてから残りを切った。所要時間1分弱である。近所のおばさんが見ていたが、あまりにもきれいに切れたので驚いていた。
「こんな道具があるのね。」
「腕の部分は自分で作ったのですよ。」
「普通の人は道具に使われているけど、あなたは道具を使いこなしている、素人ではないということね。」と言ってくれた。

 バリ取りをして、断面を塗装した。底板も下塗りした。組み立ててから、もう一度塗る。(この合板のサイズは1220 mm × 2440 mmである。)  

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