2015年10月06日

続々 博物館工事の進捗

 作業は進捗し、まもなく試運転ができるところまで来た。時間がかかっているのは道床のエラストマを正確に貼り付ける作業に手間取るからだ。大まかに言えば、1日当たり 4 m ほどの速度で貼っている。例のジグを用いて、極めて正確に貼りつけているのだ。両面テープを用いればすぐ貼り終わるのだろうが、その方法では音を減衰させる効果が少ないことがわかっているので、強力な接着剤で点付けしている。走行時に微小なずれが生じて、音が摩擦熱に変わるのだ。
 
from North 一定の曲率のところは作業が機械的に進むが、緩和部分は手作業である。カントの逓増部分は、調整が難しい。必要に応じて、再度少量のパテ盛りをして、ベルトサンダで擦り落とす。埃が出るので、サンダの排気口に掃除機のホースを当てての作業である。
 この写真の部分は最も見栄えのする部分であって、cosmetic curveと呼ばれる部分である。右へ左へと、連続したカーヴである。カントの調整に、少々手間を要した。現在は完成している。

quadruple-track 2 複々線部分にはカントが一定の角度で付き、壮観である。この写真は、しばらく前の撮影だ。勾配は完全に均一である。
 高架部分で水平が出ているかを念入りに確かめた。24 mmおよび 27 mmの合板を使っているので、そう簡単には撓まないはずであるが、スパンの長いところは補強を入れた。

 勾配部分には洋白レイルを使わずにスティール製レイルを用いた。摩擦係数が1割強増大するので有利である。House of Duddy製のFlex-Trackには鋼製レイルがあるのだが、その在庫が足らなかった。仕方がないので単品で持っていた鋼製レイルを、Atlas製 Flex-Trackの枕木に差し替えた。この作業はかなりの手間を要し、指先が痛くなった。ともかく勾配部分は鋼製レイルになったので、走行が楽しみだ。
 100輌の貨物列車が引き上げられる様子を、堪能できるはずだ。
 

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