2015年09月06日

Union Tank Car Co

 UTLX と言えばタンク車製造会社である。本社はシカゴの近くにあるが、工場はあちこちにある。そのうちの一つが、ここEvanston、WYにある。
shelf coupler 2shelf coupler タンク車のように危険物を運ぶ車輛の連結器は特別である。何かの事故があってもそう簡単に外れたりしないようになっている。要するに上下の変位が制限されているのだ。
 AARの分類ではEとかFに相当する。棚(shelf)状に飛び出している部分で、相手のナックル(日本語では肘と云う)の動きを制限する。これをシェルフ・カプラと呼ぶ。

Union Center 機関庫の裏手に行くとユニオン・タンク・カァの会社がある。この町では大手の会社で、かなりの雇用を生み出している。タンク車が何台か並んでいた。いわゆるfunnelタイプのタンク車だ。文字通り漏斗状で、抜けが良いことを売りにしている。初めてこのタンク車を見たときはとても驚いた。作り間違いではないかと思ったくらいだ。
 熔接が進歩したので、曲がっていても強度に差はないとのことだ。 

 
 

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コメント一覧

1. Posted by きんぎょ/中澤   2015年09月06日 18:30
HO用ケーディー#119が、シェルフ・カプラですね。模型の予期せぬ解放を防止するものかと思っていました。実物にもあったのですね。勉強になります。
2. Posted by dda40x   2015年09月07日 05:58
 解放防止には、横に爪が飛び出していて相手に食い込むタイプもあります。日本でも高速貨車に採用されていました。相手も同じ形の場合は良いのですが、相手が普通型の場合はこの形状でないと意味がありません。

 アメリカでは連結器の塗装が禁止されています。ひびが入っているのを見つけ出しやすいからです。
 したがって、連結器は全てこのように錆が出ています。たまたま写しやすい角度なので撮りました。この錆の色が、場所によって違うのを再現したいものです。
3. Posted by きんぎょ/中澤   2015年09月07日 09:05
横に爪が飛び出していて相手に食い込むタイプ、密着自連はHO用ケーディーだと#118'SF'ですね。もっとも#118は#119'SE'と同じような上下の飛び出しも付いているので、ここは削る必要ありです。錆色の表現は難しいですね。MEのRail Wethering Solutionで水温調整?を上手くすればできそうにも思えます。塗装では剥がれてしまいますし・・・
4. Posted by brass_solder   2015年09月07日 15:31
模型の写真しか見たことが無かったので シェルフ同士 が噛み合うのかと誤解していましたが、この写真を拝見してシェルフはナックルだけに当たる事が理解できました。
シェルフ同士が噛み合うためには日本のEF65Fのように上下にも首を振る構造が不可欠だろうなと考えていたのです。
もっと単純で効果がある方法だったのですね。ありがとうございました。
5. Posted by たづ   2015年09月07日 21:32
シェルフ・カプラーがあれば起きなかった脱線事故が21世紀になってからも起きていますので、なぜ日本では採用されてこなかったのか不思議です。

アメリカ・中国の自連ナックル尾部にある、錨状の突起は、なにか役割があるのでしょうか?
6. Posted by dda40x   2015年09月08日 21:46
多くのコメントありがとうございます。
シェルフ・カプラの写真をご覧になった方は少なかったようで、お役に立てました。

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