2015年06月03日

East Meets West

East Meets West この標題はアメリカの大陸横断鉄道が、二つの会社によって建設され、ユタ州プロモントリィで結合された時の新聞の見出しである。
 博物館のレイアウトにおいても、いよいよ二つの方向から伸びてきた線路が、近日中に結合される予定だ。 

 作図をnortherns484氏にお願いしたので、先日測量をして戴いた。大体のところは図面通りで、誤差は1/1000程度であった。15 mで15 mm以下の誤差である。大きなものであるから、ノギスを当てて測ることができない。レーザの距離計、大きなコンパス、レーザのレベル出しなどで、レイアウトを作った訳である。実際のところ、誤差がどの程度か、見当もつかなかった。100 mmもあったらアウトである。曲線を作っていっても、向こうで二つの線路が合致しない。結果が出るまでヒヤヒヤであった。

 路盤は15 mmの合板を使うつもりであったが、同じ敷地内の裏の家を取り壊しているときに出てきた、大きな分厚い一枚板があるので、それを使うことにする。幅650 mm、長さ2100mm、厚さ28mm もある。和服の手入れの時に使ったらしい。もう何十年も使ってないので、乾いていて、 カリカリと云う音がする。捨てることはないので運んできた。

 今回は二つの線路を向かい合わせると、間に直線を挟めばOKであった。十分正確とみなせる。 向こうにトンネル内壁が見える。これはテキサスから運んできたもので、Lorrel Joiner氏にもらったものだ。
 これを使おうと思ったが単線用であり、どうやっても曲線の複線には向かない。

 トンネル部の上は築堤であるから、どちらかと言えば、コンクリートの擁壁を作って天井にIビームを並べたもので十分である。そういう作りをよく見た。鉄骨はむき出しであった。塗装がないと云うのは内陸部の常識である。しかし、蒸気機関車の時代は煙に酸性物質が入っているから、錆びやすかったはずだ。

 鉄橋が完成するまでにはしばらく時間がかかるので、仮橋を作って仮開通の予定だ。自宅から貨車を大量に輸送しなければならない。2編成で200輌必要だ。


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コメント一覧

1. Posted by ハタ坊   2015年06月04日 02:21
”大きな分厚い一枚板があるので、それを使うことにする。幅650 mm、長さ2100mm”
着物の洗張りに使う板と思います。
着物をバラして各部に分解?、生地を洗って糊付けの後、板に張って乾燥。
昔、お袋がやっていて、自宅に板が何枚かありました。
 また、板を使わず、竹ひごでピーンと張って乾かしていたのも覚えています。
2. Posted by dda40x   2015年06月04日 05:06
私も その洗張り用と思ったのですが、近所のおばあさんの話では、少し大きすぎるのでは、とのことでした。幅がこんなにあっては運べないと言うのです。
確かに重くて大変でした。30kgくらいあります。
この博物館のある場所は旧家の一部なので、裏の倉庫にはいろいろなものがあります。
重くて引き出せないのですが、厚さ60 mmくらい、幅600 mmくらい、長さが3 m程の欅の板が何枚かあります。工作台にならないかと、考えています。
3. Posted by northerns484   2015年06月06日 12:16
dda40xさんが書かれている通り、誤差がどれくらいか、というのが見込めなかったので、ちゃんとつながるかずっと気になっていました。最初測量したときは、25mmくらいの誤差に収まっていればいいかなぁ、と思っていて、まぁ、主要部はだいたいその範囲で収まったようでやれやれ、という感じです。

レーザ測距器の導入で圧倒的に効率が上がったのは確かですが、その高い測定精度も「起点の正確さが保証されてこそ」のものであり、これだけの大きなレイアウトになると、いろいろな手段で検証しながら位置を追い込んでゆくしかない、ということを感じました。

直線がつながって仮開通したら、大げさではなく、枕を高くして眠ることができそうです。

4. Posted by dda40x   2015年06月09日 22:16
測量ありがとうございました。設計通りに作っているはずなのですが、時々どこが起点だったのかがわからなくなりました。工事の進捗とともに、基準点を引っ越させるわけですが、それを正確に動かしたのかどうかが怪しくなっていくわけです。幸いにも測距器のおかげで、かなりの精度で求めることができました。
これが巻き尺だったら、と考えると寒気がします。
今月中に最後の直線を作ります。仮橋を架ければ仮開通しますから、早速自動信号を取り付けます。

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