2015年05月24日
博物館工事進捗状況
高架部分の路盤がある程度出来上がった。大体の様子はお分かり戴けるだろう。
高さもまだオート・レヴェルで合わせてはいないが、ほとんど正しい高さにはなっている。合板は24 mm厚で、これも節約して2枚取れるように工夫した。写真では切り落としていないが、卦書きは入れてあるので、切り離して別の場所で使う。レシプロ・ソウを使えば、この高さであっても簡単に切り離せる。
この写真でお分かりかと思うが、Sカーヴは直線を挟んで作られ、緩和はきわめて大半径の円曲線をいくつか組み合わせている。カントが付けられているので、列車は左へ右へと傾きながら走るはずである。見せ場である。
下の平面の線路と交差するところはトンネルで解決する部分と、橋を掛ける部分がある。複線間隔が小さいので、複線用のトンネル、橋を用意せねばならない。
高架線が広い平面にある時は盛り土風にすれば良いのだが、下の線と近い場合は垂直に逃げなくてはならない。細かいストラクチュアを作らないディスプレイ・レイアウトであるから、その部分を板で作ることになるのだが、多少の工作もする必要があるだろう。その手加減が難しい。
複々線部分の路盤は完成して、すでに塗装も完了している。この写真はかなり古い。