2015年05月20日

wheel counter

 鉄道会社にとって、最も設置、維持にお金がかかるのは橋梁、トンネルであろう。日本のように決まった編成の電車が相互乗り入れしているのとは異なり、アメリカの鉄道では、列車長が異なる各社の列車が乗り入れている。それらに対して、合理的な方法で通行料を請求せねばならない。
 ミシシッピ川をはじめとする大河川をまたぐ橋の数は、限られている。その橋を渡る旅客列車、貨物列車に対しての課金は車輌数に応じて決められる。

wheel Counter この写真はIllinois Railway Museumにある信号所の2階で撮ったものである。この移設された信号所にはUP本線のCTC装置の列車表示板の古くなったのがある。
 真ん中あたりはミズーリ川(ミシシッピ川の支流)を渡る鉄橋だ。Omaha−Council Bluffとあり、そこに見える文字はwheel counterである。通る車輪を検知をしている。説明してくれた人によると、axle counter とも呼ぶそうで、
「本当はそう呼ぶのが正しいんだ。車輪は1軸に2枚ずつあるからね。事実、そう呼んでいる会社の方が多い。」
とのことであった。

「機関車、貨車には4軸以外のものもありますが、どうするのですか。」
と聞くと、
「それらはすべて4軸とみなして、課金します。軸数を4で割るのです。」
と答えた。細かいことは言わないらしい。

 列車が通過すると、カウンタが数字を示すので加算し、4で割った数字をもとに各鉄道会社に請求書を送る。
 このカウンタの横のボタンを押すと、リセットされて0にするところを見せてもらった。

 下には各鉄道会社の名前が書かれたボタンがある。これを押すと加算されるのかもしれない。

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コメント一覧

1. Posted by YUNO   2015年05月20日 12:08
連接車なら料金が節約できますね。
2. Posted by dda40x   2015年05月20日 20:04
その通りなのです。しかし、当時はこの区間を走る連接車はほとんどなかったと思います。
3. Posted by LOCKE   2015年05月21日 19:35
4 日本でもAxle Counterは新幹線などでATC故障の際、代用閉塞時の閉塞区間へのチェックイン・チェックアウトで使われているそうです。
(進入軸数と進出軸数を突き合わせする)
4. Posted by たづ   2015年05月22日 00:17
逆に3軸ボギーや大物車だと損しますね。
5. Posted by dda40x   2015年05月22日 10:24
コメントありがとうございます。
一般に知られているのは、そのような保安関係の装置としてです。今回のような課金システムに使われているのは珍しく、それをお知らせしたかったのです。
「それはこの場所に限ってだろう。ほかの例を見せられなければ納得できない。」と言われていますが、信用して下さい。
4で割るというのは平均的な台数を求める方法で、それは通過重量に関係があります。
橋が傷むのは重量によるのが大半ですから、大物車などが数台分になっても、合理性はあります。

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