2015年05月04日

Atlas' covered hopper car

 友人から預かっている貨車がある。Atlas製のカヴァード・ホッパである。2-Bayの古典的な形で、アメリカではセメントホッパという場合が多い。

 預かった理由は、脱線が多いからである。見ると車輪が振れている。彼のレイアウトはゲージが多少広いところもあり、振れて狭くなった瞬間に、たまたま広い軌間にはまり込む可能性があるのだ。

Athearn and Atlas Low-Dに取り替えることを条件に引き受けた。Atlasの台車は、車輪の厚いハイレイルにも対応する設計で、台車枠が広い。すなわち側面から見ると台車枠が、車体の側面に近い。ただでさえ、Oスケールは線路幅が2 mm弱広く、車輪厚さも多少は厚い。それに加えてこのせり出しでは見かけが相当悪くなる。また、台車枠が捻れない。すなわちイコライズしない。走行音が面白くないのだ。
 しかも車軸は2 mm径で摩擦が大きい。かなりの量の潤滑油を保持しているが、ピヴォットには敵わない。

Atlas underframe ボディ・ボルスタがないのは台車の心皿高さが高いからである。NMRAの規格から大きく外れている。どうしてだろう。他者の製品と互換性がない。仕方がないから、別部品のボディ・ボルスタを作って接着した。
 台車はAthearnの高級なピヴォット台車(今は品薄である)に振り替えた。
 

Atlas truckAthearn truck Atlasの台車枠はよくできていると感じるが、いかんせん厚すぎる。横から見ると、黒いボルスタが上の方に飛び出している。バネも2本しかないのは残念だ。右はAthearnである。

 

コメント一覧

1. Posted by nextcube   2015年05月05日 10:42
5 なんとタイムリーな記事なのでしょうか!
実は数日前にこのAtlasのAndrews台車を購入しました。
人生初のO Scale 貨車(KTMの70t オフセットサイド ホッパー)を2台手に入れたところ、2台とも台車の調子が悪かったので新しい部品に交換したかったのですが、もっと調べておくべきでした。

高さに関してはねじ留めされている上の部品を作り直し、ボルスターの飛び出した部分を切断する事を考えたのですが、仰る通り幅も広過ぎるので、諦めてAthearnのBettendorf台車を注文しました。因みに車輪はLowーDが欲しかったのですが、HINODE MODELさんで既に売り切れだったのでIntermountainの物を買っておきました。

ダイキャストの台枠に接触しない為にしても、広過ぎる横幅は理解に苦しみましたが、ハイレールに対応するためだったのですね。いつもながら、理論整然とした解説と幅の広い知識に感服します。


2. Posted by dda40x   2015年05月05日 21:12
 O scaleにようこそ。
 Intermountainの車輪は振れているものが多いのです。それと旋削が荒いので、音がしますね。

3. Posted by nextcube   2015年05月21日 23:15
> Intermountainの車輪は振れているものが多いのです。

車輪が届いたので早速台車に取り付けてみました。荒さや走行の音に関しては比較対象がないのでわかりませんが、手で回してみると確かにブレる車輪と、ブレが気にならない程度の車輪があります。台車を交換しても車輪についてまわる問題なので仰る通り車輪がブレているのでしょう。素人の私には言われて初めて気がつくレベルの差ですが100両牽引すると違いが出るのでしょうか。奥が深いですね。

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