2015年01月11日

熔接のプロフェッショナル

 友人のU君は、いわゆる熔接屋であって、その道40年以上のプロフェッショナルである。腕は一流で、圧力容器でも船でも何でもできる。
 筆者はごく適当な熔接作業はするが、精度の要る仕事は彼に頼む。直角の部品とか、互換性が必要なものは素人が手を出せる範囲にはない。
 
 今回のレイアウト建設では、角パイプ製の支柱などは、全て彼に作ってもらった。仕事が忙しいのに、無理を言って急いで作らせたりして、申し訳ないことであった。

supportsupport 2 複々線の勾配の支持は、角柱とこの支持台で持たせる。水平で、ある角度振った形態である。レーザで水平を見て角度を決め、フライスで切り出したものを熔接してもらった。
 組み立ての時、人間一人が乗ってもよいようにする必要があるので、鉄筋で支えを入れた。また、ネジを締めるための孔もあけた。これを丈夫な棚に取り付ける。
 段差があって作りにくいが、スペーサを作ってお願いしておいた。出来上がりは御覧の通りで、まさにばっちりとはめ込まれた。これを自分で作ったら、いったい何回作り直しをすることになるのだろうと思う。

 1.5%の勾配を作っているが、ループ線(helix)であるから、平面を組み合わせても正しい均一な勾配はできない。シムを作って骨と合板の間に押し込まねばならない。また数学の専門家に計算してもらう必要が出てきた。
 合板が薄いと、骨の平面が出てしまうので、24 mmの合板を使って剛性を高め、シムで疑似点接触にする必要がある。点と点の間は合板の撓みで近似する。
 シム(shim)とは高さ調整などをする薄い板のことである。厚いとdistance pieceと云う。大昔は楔(くさび)の意味もあったはずだが、現在では二面が平行なものを指す。


 勾配の起点、終点では、縦曲線が3次曲線に近くなるように、これまた計算中である。厳密な計算ではなく、近似値を用いる。厚い合板を少し撓ませてシムで固定すると、かなりいい数字が出る。

dda40x at 01:11コメント(0)熔接 | 工学 この記事をクリップ!

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