2014年09月11日

続々々々 土屋 巌氏の死去

 土屋氏が亡くなって、御子息と話をさせて戴いた。

「博物館の話は進めて下さい。父や母から話はよく聞いております。」
とのことで、予定通り工事は進んでいる。

 土屋氏は、博物館の運営方針として、いくつかの条件を付けられた。

1) 共同経営者を入れないこと。苦しくても一人で持ち堪えよ。人に助けを求めると、喧嘩別れしたときに半分持って行かれてしまう。コレクションの分割は絶対に許されない。

2) 寄贈された品の処遇に対して、遺族は異議を申し立てることができないようにせよ。部分的に返せなどと言って来ると大変困ることになる。

3) いずれ遺品を寄付したいと、色々な人が申し出てくる時代が来ると思うが、多少なりとも、運営費として浄財を寄付してもらうこと。タダで貰ってくれるならあげますと言うなら断ること。電気代だけでも払えるくらいの寄付を戴け。価値あるものを収蔵していることをアピールすること。

4) トイレをきれいにすること。トイレがショボいと、全てがショボく見える。最高級のトイレを備え、清潔にしておくこと。

5) 背の低い子供達のために、お立ち台を作ること。その前には堀とフェンスとを設けて手を出させないようにすること。

 その他いくつかあるが、割愛する。土屋氏が、一番気を付けよとおっしゃったのは2)である。仕事上、藝大にはよく行かれて、博物館事情にも明るいので、このようなことをおっしゃったのだ。

 博物館は寄贈に当たって念書を取るらしい。そうでないと、様々な問題が起こるということである。
 よくあるのが、本物だと思って寄贈したが、贋作であったということだ。博物館は展示出来ないので、倉庫に入れておくと、遺族はどうして展示しないのだと怒鳴りこんで来るのだそうだ。
  
 現在、博物館は天井、壁、床が完成した状態で、来週から路盤作りに掛かる。鉄工所を経営している友人が、路盤を支える支柱を格安で提供してくれることになった。多くの友人の助力により、建設が進んでいる。

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コメント一覧

1. Posted by 一式陸攻   2014年09月11日 12:18
トイレを綺麗に、というのは面白いですね。
ホンダの創業者も会社の施設を作るときはまずトイレから設計を始めさせたと言います。
2. Posted by dda40x   2014年09月12日 10:34
トイレは最高級品を発注しました。奥様のご指定のものです。
壁、床は私が仕上げました。タイル工事は得意です。

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