2014年08月18日

Lost Plastic Casting

 今回のテキサス行きは2年振りであった。その間にDennisはロストワックス工房を廃業した。あまりにも注文が多くて、自分の好きなことができないというのが、その理由である。
 全部やめてしまうのかと思っていたら、「自家用の鋳造装置は残したから、好きなものを持って遊びに来い。」と誘いがあった。 ワックス型を作って持って行こうと思っていたのだが、例の博物館の方が忙しくなり、間に合わなかった。

 数年前に買ったTamiyaのStaff Carをブラスに置き換えたかった。このプラスティック模型を作ったのだが、ボディ・シェルが薄過ぎて、持つと撓むのが分かる。触らなければよいのだが、筆者はこれを動力化したかった。

Inspection Vehicle 鹿ケ谷氏の訪問記に同時代の Inspection Vehicle がある。これを作りたいのだ。バネをよく効かせて、ぐわぐわ、ゆらゆらさせたい。それには、どうしても重い車体が必要となる。補重した車体は、丈夫でないと持った時割れてしまう。
 そういうわけで、ブラス置換がどうしてもやりたかった。

 プラスティックはロウとは異なり、加熱焼成するときに膨張し、型が割れてしまう惧れがある。Dennisは、「うまくいくかどうかは分からない。指を交差させて幸運を祈るんだな。」と言う。
 指を交差させる (crossing fingers) とは、人差し指と中指を、交差というよりも捩った状態にすることである。彼は鋳造時には両手ともそうして、さらに腕まで交差させて、「うまく行きますように!」と唱えた。筆者も唱和した。

Staff Car フラスコの底部に入れ、より圧力が掛かるようにした。12時間の焼成での温度上昇を緩やかにし、型が割れないような配慮もする。全てに亘って最深の注意を払って、なおかつ成功確率は1/2以下だと言う。「失敗しても、文句言うなよ。」ということであった。
 型が割れると、細かいひびが全面に入る。

 



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コメント一覧

1. Posted by brass_solder   2014年08月18日 09:39
成功すると良いですね。
ツリーの写真で手前側は言うまでも無く、左側のはダッジ ウエポンキャリア WC52とかですね。
田宮の軍用車輌は1/35ばかり目が行ってましたが、飛行機に合わせて1/48もあるのですね。
2. Posted by dda40x   2014年08月20日 21:01
かろうじて乗用車だけは成功しました。
あとは無残なものです。
トラックのボンネットと幌だけはきれいに仕上がったので、荷台は自作ということになりそうです。

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