2014年07月08日

レイアウトの高さ

 先日、ある素晴らしいレイアウトを拝見させて戴いたので、その話がしたい。Oスケールではなく、1/80である。全てhand-laidの線路である。全ブラス製の扇形庫、給炭クレーン、照明燈など、うっとりする出来のレイアウトだ。

 しかしご本人は不満足で、取り壊して作り替えることになった。その最後のチャンスで、見せて戴けることになった。現状は線路高さが 900 mm である。

 新レイアウトの線路面は1200 mmになるそうだ。非常に喜ばしい。それから勾配を上がって、最高標高は1500 mm 近くになり、下ると1000 mm強になるようだ。

 現状では上から見下ろす形であり、ストラクチュアの中まで見えないのがご不満ということだ。駅の中にはベンチがあり、乗客が待っている。時刻表も張ってあるのだが、それが見えないのだ。
 また、現状では遠くで機関車が立ち往生すると、台枠の下を潜って行かねばならないのが面倒である。歳をとるとますます面倒になる。
 
 高さを上げて、くぐり易くするのだそうだ。中に入れば、その全周がレイアウトである。ウォーク・アラウンドでもあるし、椅子に座れば目の高さである。

 日本のレイアウトの高さの標準が1200 mmになる日は近いと確信する。

コメント一覧

1. Posted by 一式陸攻   2014年07月08日 11:27
その方の仰ることはまさしくその通りですね
幼少の頃床に敷いた鉄道玩具や鉄道模型を寝転がって、目線を低くして眺めていた経験は多くの人にあると思うのですが何故か日本ではこの経験はレイアウト作りにいまだ持ち込まれていないように見えます
このように位置が今までより高いレイアウトがさらに誌面やネットで発表され知られていけば良いですね
2. Posted by たづ   2014年07月10日 00:24
1976年保育社刊の「鉄道模型」(山崎喜陽氏著)でアメリカでのレイアウトの高さに言及がありますが、その時点ではアメリカでさえも「90センチ以上が多い」との説明で、40年ほどの間に30センチ引き上がったわけです。
成人男性の平均身長は人種民族により差異がありますが、座高自体はそれにあまり影響されないので、レイアウトを構築する際何を以て「自然な景色か」という考え方が変化したのだと思います。
概ね座高は高くて1m弱、後は下腿長で決まる椅子の座面高が40〜50cmですので、座った場合の視点高さは125〜135cm程度の筈です。90cmだと1/80で実物にして30m上から俯瞰した高さになる。小高い丘かビルの10階辺りの眺めでない限り不自然です。
ただ、日本固有の要素としては(このオーナーの方には当てはまらないかと思いますが)居室と共用でレイアウトを作るため分割式が多く、高くすると脚の組立分解が大変になるため、ほぼ床面(又は卓上)設置の低めのレイアウトが多い理由ではないでしょうか。
3. Posted by dda40x   2014年07月12日 00:21
よく出来たレイアウトなのですが、いかにも視点が高すぎて、もったいない感じがしました。高い塔から見ている感じなのです。
せいぜい、二階の窓から見る程度にしたいと思っています。

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