2014年03月13日

続 Steam Crane 

 あるいはひょっとして、小さなクレインであるから、細かい動作を考えないのかもしれない。 圧力は0.5MPa(5気圧)くらいであろうから、途中で止めることを一切考えずに、上端下端の往復だけの可能性もある。
 動きはかなりギクシャクするが、負荷が数百kg程度なら、それでも良いのかもしれない。鈎が跳ね上がる可能があるので危険ではある。
  
 また、シリンダの径が小さいのが気になる。概算では気体(蒸気のみ)と考えると、負荷が掛かったときに急速に凝縮することが考えられる。というのは飽和蒸気であるから、やや冷え気味の部分があれば圧が掛かればすぐ凝縮する。
 締め切り弁があってもなくてもどこかで凝縮する。少しでも温度が低い部分があれば、そこに集中して凝縮が起こるのはヒートパイプの理論でお分かりだろう。
 シリンダ上部へのパイプに細いものを使うと、液体の粘性で出入りに時間が掛かるということを狙っているのかもしれない。それが動きをダンピングをしているということはありうる。

 やはり、あらかじめ、シリンダの上は水が入っていると考えたほうが気楽だ。もう少し詳しい図面が手に入るか、操作マニュアルがあれば解決する。

 ちなみにブーム後方の丸いものはカウンタバランスである。旋回用には小さい2気筒のエンジンが付いている。

 作動する様子を想像するだけで楽しくなるような小さなクレイン車である。



 先回の「推論」中、締切弁の下のパイプは長いのが当然だろうというご意見を戴いている。しかしそれでは、初期状態で入った空気が逃げにくい。
 短くしておけば凝縮によって自然に排気されるというのを、書き忘れた。

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