2013年11月04日

FMC

Green River Castle Rock 3 駅の反対側まで行って、Castle Rockを見るとこんな具合だ。限られた平地の大部分が鉄道によって占められている。山地の中の川で、鉄道の補給駅としてはここしかない。川はコロラド川の支流で、大した水量はないが、年中流れている。
 駅の構内は線が曲がっていて見通しは利かない。ヤードでの仕立て作業は、難しそうだ。貨車の7割がカヴァードホッパである。その大半にはFMCというロゴが大きく書いてある。

FMC1 GPSと衛星写真で大体の見当をつけて、出掛けた。Green Riverから西に15マイルほどのランプを降りると、そこはまさにワイオミングである。何もない。しばらく北に走ると煙突が見えてきて、工場があることが分かる。
 UPの本線は北に曲がっているから、本線沿いである。

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 何もないところに突然このような施設が現れる。これは世界最大のソーダ灰の鉱山である。高校の化学でソルベー法なるものを習った人も多いだろう。昔はガラスの原料である炭酸ナトリウムは、かなり苦労して作っていたが、現在は天然品を用いる。
 この地域は石油が出る場所が多いので、石油掘りをしていたところ、地下に分厚いトロナ鉱(炭酸ナトリウムと炭酸水素ナトリウムの1:1の化合物)の鉱床があることがわかった。一説によると現在の需要量で5万年分だそうだ。大陸横断鉄道の本線の脇に見つかったので、輸送は簡単である。

 水はコロラド川から取り、燃料は近くの天然ガスを使っている。いくらでもとれるのだから、気楽なものである。FMCはFood Machine Corporation だったかの頭文字である。本業がこちらになってしまい、元の会社名の意味が無くなった。

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