2013年09月25日
続々々々々々 Jim を訪ねて
走らせて見せてくれた機関車は、2-8-0コンソリデイションである。動輪が小さく、固定軸距離が短いので、ぎりぎりで走る。これがこのレイアウト上の限界であろう。
走行可能な最小半径の計算は、本物と同様に計算して、スラックを付けるべきだろうが、そういう話は一切出てこないところが不思議だ。以前にも述べたように、貨車の台車を手で持つと、平行四辺形になるものもある。技術的に検討している形跡はなさそうだ。今話題のJR北海道の線路幅は、蒸気機関車が走っていた時の固定軸距離が大きかった時代のものだ。
連結器のピンを抜くのに、面白い方法を採用している。ブラス製のピンの上端に鉄の針金の小片を挿してある。磁石でそれを引き付けると、肘(knuckle)が開く。磁石を遠ざければピンは落ちる。
簡単そうだが、意外と難しい。ピンはそう簡単には落ちてくれない。かなり気を付けて仕上げないと思うようには行かない。塗装すると果たして動くのかは分からない。
未完成部分である。先日御下問のあった、ひも状のLEDが付いているのがよく分かる。夜の風情を出すときに用いる。