2013年08月10日

Heber Creeper

Heber Creepers 1 ソルトレーク市の南東、直線距離で約30マイルの山の陰にHeber Cityがある。ProvoからのDRG&Wの30マイルの支線があって、旅客や貨物を運んでいたが60年代に廃止になった。70年頃、蒸気機関車による観光鉄道として人気を集め、Heber Creeperとして有名になった。Creeper とは、這うことを意味し、機関車が列車を牽いて喘ぐように登ったからそう言ったのである。しかし、観光鉄道の区間には急勾配はない。

 70年代にはここに連れてきてもらって、ピクニックを楽しみ、汽車の煙を吸った。当時は0-6-0とか2‐8‐0などがいた。客車は木造で、貨車はリヴェットが一杯のものが多かった。

 80年代に再訪したが、景気は悪そうであった。客が減ってきたのである。ところが2002年のオリンピックで息を吹き返した。観光客がこれに乗りたがったので、かなりの高密度運転をしたようだ。
 その後、機関車の酷使と景気の後退で、事実上の休止状態に陥り、破産したようだ。現在の経営母体は以前のような個人経営ではなく、州政府が土地と蒸気機関車を提供し、ヴォランティアを中心に動いているようだ。経営を任されているのは、企業の経営者だった人で、ヴォランティアで来ている。なかなかの人物で、きっとうまくいくであろうと思った。
 機関車はユタ州のどこかの公園にでも放置されていたものであろう。それをここに持ってきて、完全にリビルトする。「ここの工場は全米で5本の指に入る蒸気機関車再生工場である。」と誇らしげに語った。 確かにそうだろう。どう考えても、そのような工場がたくさんあるわけではない。
 以前の機関車は倒産時に売り払われ、オレゴン州の方に行ったそうである。

 蒸気機関車の運転をしていると思って行ってみたところ、ディーゼル電気機関車であった。客車をつないで、全行程3時間の往復運転をする。実質的に走っているのは1時間強である。

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