2013年04月20日
Contest
コンテストを見るのはあまり好きではない。これでもかというのを見せつけられるからだ。 入賞者の常連は、引退後、コンテスト入賞だけを目標に頑張っている人ばかりだからだ。ロストワックスの塊のような作品は、見ても、あまりすごいとは感じない。
今回はいつもとやや異なる雰囲気であった。きらきらのブラスのスクラッチ・ビルディングは少なく、既製品をうまく組み合わせて、精密さを感じさせる作品が多かったからだ。
一番気に入ったのは、この「はしけ」である。どのあたりで使ったものかはよくわからぬが、冷蔵車を並べてある雰囲気が素晴らしい。冷蔵車はIntermoutainのプラスティック製であろうが、細密度がほどほどで、全体のまとまりが素晴らしい。
今回の白眉はこのディーゼル電気機関車である。安いプラスティック製のWeaver社の製品を元にキャブ、エンジンルームを作り変えた。跳ね上げ式の点検扉の裏のラッチの造り等、かなりの観察眼の持ち主である。ディーゼルエンジンの表現も素晴らしい。キャブの中もよく出来ている。
台車などは鎖を付けたり、配管を施しただけで、さほどの工作はしていない。
この大物車はスクラッチビルドである。よく出来ている。変圧器の造作が今一つだが、碍子の取り付け部の傾き具合など、すばらしい。筆者としては、この程度の細密度で統一された列車の編成を夢見ている。
実物より、線路幅が2mm広かろうが、そういうことはどうでもよいのだ。
今回はいつもとやや異なる雰囲気であった。きらきらのブラスのスクラッチ・ビルディングは少なく、既製品をうまく組み合わせて、精密さを感じさせる作品が多かったからだ。
一番気に入ったのは、この「はしけ」である。どのあたりで使ったものかはよくわからぬが、冷蔵車を並べてある雰囲気が素晴らしい。冷蔵車はIntermoutainのプラスティック製であろうが、細密度がほどほどで、全体のまとまりが素晴らしい。
今回の白眉はこのディーゼル電気機関車である。安いプラスティック製のWeaver社の製品を元にキャブ、エンジンルームを作り変えた。跳ね上げ式の点検扉の裏のラッチの造り等、かなりの観察眼の持ち主である。ディーゼルエンジンの表現も素晴らしい。キャブの中もよく出来ている。
台車などは鎖を付けたり、配管を施しただけで、さほどの工作はしていない。
この大物車はスクラッチビルドである。よく出来ている。変圧器の造作が今一つだが、碍子の取り付け部の傾き具合など、すばらしい。筆者としては、この程度の細密度で統一された列車の編成を夢見ている。
実物より、線路幅が2mm広かろうが、そういうことはどうでもよいのだ。