2013年02月08日

続 ロンビック・イコライザの幾何学

ロンビック、片持ちロンビック、三点支持 今野氏のお作りになったロンビック・イコライザの作例をお借りして持って行ったので、出席者はそれを手で触って実感した。この作例は昨年のJAMでのデモ用に製作されたものである。それを少々手直しさせて戴いて、持って行った。

通常の台車の加工片持ち台車 それ以外に、栗生氏の説明の中にもある台車のボルスタに支えを付けたものも持って行った。これが意外と評判が良く、「面白い!」ということだった。片持ちだと三角型にしかならないと思われるかもしれないが、その三角形は菱形の半分であり、左側は無いように見えても、実は存在している。その三角形は右の三角形と同一平面にあることは自明であろう。3点支持が二つ(見方によっては四つ)在って、それらが同一の平面上にある、すなわち4点支持になるというところがこの工夫の妙である。

片持ちロンビック片持ちロンビックの裏側 もちろん片持ちの方には裏からも支えが必要である。これが無いとひっくり返ってしまう。
 これら二つの作例をご覧戴きたい。この二つは等価である。台車枠そのものをイコライザとして使っているか、台車枠の中にイコライザを仕掛けただけなのか、の違いである。

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コメント一覧

1. Posted by popoakao   2013年02月08日 11:18
5 ロンビック・イコライザの幾何学,大変楽しく拝見しております。こういう科学的な内容が日本の模型雑誌にはめったに出ないので,雑誌はほとんど見なくなりました。メディアに機構学とか機械要素のわかる人がいないのか,堅い記事は売れないのか知りませんが。
この機構を使って古い「Oゲージ」の2軸電関をイコライジングして遊んでみるつもりです。菱形の四隅を同一平面上に保つのが肝だと思われますが,その平面は車軸と同じ位置にある必要はないのですね?

2. Posted by dda40x   2013年02月09日 00:19
その通りです。平面が軸端4つの成す菱形の上に平行に存在すればよいのです。ただしあまり上の方にあると、イコライザの形がコの字になり、軌跡を描くと誤差が生じるのが分かります。
そのような場合、軸端の変位をプッシュロッド風のもので上に伝えるようにすると良いかと思います。
二軸電関の場合、ギヤの付いていない方は動軸の中央が遊んでいますから、片持ち方式が楽かもしれません。

メディアに機構学が分かる人は居そうもありませんね。外部に委託することもせず、受け身で仕事をしているように見えます。
3. Posted by popoakao   2013年02月09日 13:01
ご説明ありがとうございます。片持ち方式+チェインスプロケットの伝動で考えてみます。プッシュロッド風のもので変位を平行移動させる機構を作るのは私には難題です。

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