2012年12月28日
Wilburton Trestle を訪ねて
ウィルバートン・トレッスルはシアトルの東側のBellevueにある。高さ31m、長さ297mということになっている。アメリカで最大級の木造橋である。長さについては、一部が切りとられているので、議論の余地があろう。
当初は下をくぐる道が狭かったので開口部が小さかった。それを4車線に広げた時に、一部を壊して鉄筋コンクリートのピアを作り、鉄橋を架けた。もう少しうまい方法は無かったものかと考えてしまう。
当初の開口部はこんな形であっただろう。基礎の間隔を不等にするために柱を斜めにしている。
開口部の高さが限られているので、大型の自動車が通れなかったのだろう。足を切り縮めて箱型の基礎の上に載せれば、解決したかも知れない。橋の北側はそれに類した構造にしている。
当初は下をくぐる道が狭かったので開口部が小さかった。それを4車線に広げた時に、一部を壊して鉄筋コンクリートのピアを作り、鉄橋を架けた。もう少しうまい方法は無かったものかと考えてしまう。
当初の開口部はこんな形であっただろう。基礎の間隔を不等にするために柱を斜めにしている。
開口部の高さが限られているので、大型の自動車が通れなかったのだろう。足を切り縮めて箱型の基礎の上に載せれば、解決したかも知れない。橋の北側はそれに類した構造にしている。
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コメント一覧
1. Posted by JORC 佐野 2012年12月29日 20:36
この橋はどのくらい昔のものでしょうか?湿気が少ないので日本のように朽ちるという形での劣化が少ないのでしょうね。黒っぽく見えるのは材料の木の種類かそれとも何らかの防腐処理のようなことをやっているのでしょうか?針葉樹系ですと自身が持つ樹液による防腐効果のようなものが期待できますが。
いずれにしても、30m超の橋脚が木製というのは驚きです。
いずれにしても、30m超の橋脚が木製というのは驚きです。
2. Posted by dda40x 2012年12月31日 07:54
この種の建造物の木材は、たいていレッドウッドです。
これはセコイアの一種で、大きなものは高さ70m位になります。 樹脂をたくさん含んでいるので腐りにくく、水の中に浸けても長持ちします。
その昔、ユタ州のグレート・ソルト・レークを跨ぐ、長さ20kmほどの木製の橋(これもティンバー・トレッスルの仲間)がありましたが、それはこのレッドウッド製でした。
現物が博物館に保存されていますので、それを見て確認しました。
十分長い材料が手に入るので、高さ50m位の橋もあります。
これはセコイアの一種で、大きなものは高さ70m位になります。 樹脂をたくさん含んでいるので腐りにくく、水の中に浸けても長持ちします。
その昔、ユタ州のグレート・ソルト・レークを跨ぐ、長さ20kmほどの木製の橋(これもティンバー・トレッスルの仲間)がありましたが、それはこのレッドウッド製でした。
現物が博物館に保存されていますので、それを見て確認しました。
十分長い材料が手に入るので、高さ50m位の橋もあります。