2012年10月25日

Oil Business

712_5746-2712_5747-2 騎兵隊の博物館に行く途中に興味深い店があったので、帰りに寄った。石油掘削装置の中古屋さんとタンク屋さんである。後者はここが製造元である。作った製品が塗装もせずに何百基も置いてある。注文があると特大のトレーラを呼んで配送する。

712_5795-2 このタンクをデニスは作った。鉄板製であるから、どうやって作ったのか興味があった。
「なーに、ディーゼル・トラックのオイルフィルタを切って、梯子を貼りつけただけさ。梯子はPlastructの製品をたくさん持っているからそれをクランプで挟んで、オヴンの中で一日温めれば曲がるんだ。それを接着剤で付ければ、おしまいさ。簡単だろ?」というわけである。彼はこういう工夫が得意である。

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 向かいには井戸掘り機の付いたトラックとか、ポンプを売っている。中古品を整備して売る商売だ。テキサスならではの商売だろう。
 柵にへばりついて写真を撮っていたら、社長が通りかかって、「中に入って好きなだけ写真を撮れ、宣伝してもらいたいから。」と言う。遠慮なく中で写した写真がこれである。

712_5760-2712_5754-2 ポンプはかなり大きなものである。小さなものでも小型トラックぐらいもある。



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コメント一覧

1. Posted by 鹿ヶ谷   2012年10月27日 11:13
確かにテキサスは油田地帯そのものですね。小さな油田が多いのでこのたぐいの商売の成り立つのでしょう。
ヒューストン近郊の元上司の自宅に招かれた時、原油の匂いが漂ってきたことを思い出しました。
2. Posted by C51225   2012年10月28日 01:05
タンクモデルの写真を見ていて思い出しましたが少し前まで、石油業界も新しいプラントを建てる時は必ずプラントモデルを作って、設計状況を3次元で確かめたものでした。随分昔はそれこそブラスモデル、近年はプラ素材でしたけれども、性格上、とても実感的で本来の用途が終わった後、客先に完成模型として引き渡されたものです。21世紀になって、それも専らコンピューター上で確認するようになりプラントモデルも過去のものとなってしまいました。ある意味、巧みの技が立ち枯れることになり残念ですね。
3. Posted by dda40x   2012年10月29日 08:51
コメントありがとうございます。
石油業界は今湧き立っています。採掘に金が掛かっても元が取れるので、あちこちで掘りまくっています。

プラント模型も画面で見るのですね。確かに、模型は破損し易いし埃も積もりますから、具合が悪いものです。
Plastructはその種の模型を作るための素材を大量に売っていましたが、今後どうなるでしょうね。

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