2012年10月15日
GSC台車を作る
以前Alco U30Cのイギリス製のキットの紹介をした。それには台車枠が付いていなかったが、その後別の場所でその機関車用の台車キットを見つけた。多分同じ作者であろうと思った。軸箱寸法が珍しいサイズであるのに一致したからだ。その軸箱はソフトメタルで出来が悪く、捨てざるを得なかった。
台車枠の形が良くないのである。色々な写真を見たが、同じ形のものはみつからなかった。すなわち造形上の問題であって、作り替える以外ない。厚い板から切り出して原型を作るつもりであったが、少し縦方向に厚みを足せばなんとかなりそうである。鋳縮みの分を見越して軸距離を足し、上下に貼り足した。車体キットがあまりよくないので、台車を精密に作る気はなく、遠くから見た時のシルエットが違わない程度の工作である。
作業を始めて気が付いたが、この種の仕事はかなり面倒であった。全体をジグの中に入れて押さえ込み、ハンダを流して固め、それを削り出す。あとで少しだけと思ってハンダ付けを修正するとばらばらになる。
水の中に半分沈めて炭素棒ハンダ付けをした。大変面倒で、やはり全面的に作り直すべきであった。
出来た台車枠にSprue(湯道)を付ける。1台分だから4枚で良いのだが、どうせ手間は大して変らないので、2台分作った。いつか使う時が来るだろう。
鋳物と原型を並べるとこの程度の違いがある。上から、台車キットのサイドフレイム、修正した原型、鋳物の順である。鋳縮みは2.2%強であった。
台車キットのボルスタは奇妙な形をしていて薄いので、厚板から削り出すことにした。
これで懸案のU30Cが一歩完成に近づいた。
台車枠の形が良くないのである。色々な写真を見たが、同じ形のものはみつからなかった。すなわち造形上の問題であって、作り替える以外ない。厚い板から切り出して原型を作るつもりであったが、少し縦方向に厚みを足せばなんとかなりそうである。鋳縮みの分を見越して軸距離を足し、上下に貼り足した。車体キットがあまりよくないので、台車を精密に作る気はなく、遠くから見た時のシルエットが違わない程度の工作である。
作業を始めて気が付いたが、この種の仕事はかなり面倒であった。全体をジグの中に入れて押さえ込み、ハンダを流して固め、それを削り出す。あとで少しだけと思ってハンダ付けを修正するとばらばらになる。
水の中に半分沈めて炭素棒ハンダ付けをした。大変面倒で、やはり全面的に作り直すべきであった。
出来た台車枠にSprue(湯道)を付ける。1台分だから4枚で良いのだが、どうせ手間は大して変らないので、2台分作った。いつか使う時が来るだろう。
鋳物と原型を並べるとこの程度の違いがある。上から、台車キットのサイドフレイム、修正した原型、鋳物の順である。鋳縮みは2.2%強であった。
台車キットのボルスタは奇妙な形をしていて薄いので、厚板から削り出すことにした。
これで懸案のU30Cが一歩完成に近づいた。