2012年10月09日

鋳造 型ばらし 清掃 

712_5622-2 クライマックスは熔湯を注型する瞬間だ。最深の注意を払って必要量の熔湯を入れる。ワックスの質量から、熔湯の量は計算できるが、部分的にプラスティックが入っていると、多少の誤差ができる。
 湯が多いと型から溢れてしまう。その解決は容易である。箒で掃いてしまえば良い。湯が固まるまでに15秒ほど時間があるのでその間にやる。あとは圧縮空気で押して引けを無くす。しかしそれまでに末端部分は固まっているだろう。圧搾空気は、Sprue(湯口)付近が固まる時に引けるのを防ぐだけだ。

712_5650-2712_5664-2 湯が冷えて赤みが無くなったところで、水につけて冷やす。この時、埋没材はばらばらになる。水が滲み込んでは100℃以上で爆発を起こし、その衝撃波で自然に落ちて行く。
 ある程度落ちたところで、水の中に浸漬(しんし)する。それをエンジン付きの高圧洗浄機で清掃する。このような籠に入れ、丁寧に石膏を洗い落とす。ものすごい勢いで白い泥水が飛ぶので、ぼろ着を身に付けて行うのだ。4軸台車も見える。

712_5663-2 フラスコには石膏がついていると、次の作業時に密着が悪く事故の元になる。このような柱に引っ掛けて丁寧に清掃する。この柱は庭に埋め込まれたパイプに作業時だけ差し込んで使う。うまい工夫である。熔接の外れはよくチェックして、必要とあれば直ちに補修する。

712_5666-2 これが今回の鋳造品である。前回の成功に味を占め、F9の前頭部と屋根を利用してF3Aを作ることにした。 今回は屋根の開口部を大きくして、鋳型の割れを防いだ。 

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