2012年10月07日

プラスティック型によるロストワックス

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 今回新しい型が入っていた。これはCentral Locomotive Worksのプラスティック型である。これをワックスでインジェクションしてそれをブラスで置き換えようというわけである。
 この型は本来ポリスチレンでインジェクションしたものを接着剤で組んで金属置換するのだが、ワックスは思うように接着出来ない。ワックス用の接着剤もあるのだが、付きが悪い。仕方が無いので細い縫い針を加熱して、接合部に刺す。するとその部分だけ融け合うので、接着剤で付けたようになる。非常に手間が掛かるがそれをやった。

 この型はピン角(直角の角)が出るようにいくつもの型を積層して組み合わせたものだ。非常に丁寧な仕事をしてある。注型後、固まったプラスティックを外すためのピンがたくさん埋め込んである。それを避けてクランプで締めてロウを入れる。この型は金属製なので冷えやすく、仕事は速い。固まったら型を二つに分け、ピンを押す板を押さえつけると、プラスティックがむっくりと起き上がる。ワックスは型の金属に粘りつくので、離型剤をスプレイしておくと無理が無い。型の設計のコツはつかめたので、何かの型を作ってみたくなった。

 左二枚の写真の部品はブロンバーグ二軸台車の揺れ枕バネである。二つを組み合わせて使う。良く出来ている。
 中の写真はエンドビームとブレーキハンガーである。小さな部品を組立ててから鋳造する。
 右の写真は台車枠である。台車は軸距離が大切なので、プラスティック成型は望ましい。

 これらの型を保管していた人が居るのだが、毎回注文を出すとき送って来なければならないので、だんだん面倒になり、ここに置きっ放しとなった。そのような型が、ここにはごろごろある。
 


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