2012年07月12日

続々々 Kleinschmidt氏のコレクション

COM_4386 この4-6-0はかなり初期のプロトタイプを模型化したものであると思う。というのは第一動輪のフランジが無いからだ。先台車はまだ首を振らないで、回転しか許されていない時代である。
 その時期の4-4-0も第一動輪のフランジが無い。曲線上では少しはみ出し気味に通過したはずである。粘着力が大幅に小さくなるから、その頃の機関車は牽引力が足らなかった。その後、先台車の左右動ができるようになって、それが特許だというから恐れ入る。同時に復元装置が付いて、走行安定性は大幅に向上した。この模型はOスケールではなく、もう少し大きなサイズである。多分1番ゲージであろう。とても良く出来ている。

COM_4388-2 これは誰かがスクラッチビルドしたものらしい。出来はよくないがメカニズムはよく出来ている。この種の機関車は実物の整備部門に居た人が作った例が多い。 だからというわけでもないが、上回りはあまり熱心に作っていない。


COM_4391COM_4392 これは熊田貿易がNJ Custom Brassに輸出したBi-Polerである。これは数ある日本からの輸出品の中で、最も出来が悪かったものとして有名である。
 生前、Bill Wolfer氏は、「話にならない模型で、自分自身が動かない。少し高い電圧を掛けたら、メリメリと音を立ててばらばらになった。あれでも日本製か。」と憤慨していた。
 Stuも同じことを言った。彼は何もかも分解し、鋳物だけを活かして下回りを100%作り直した。もちろん上回りもかなり修正している。でもパンタグラフは駄目だと言っている。作り直さねばならないらしい。
 これがその下回りである。素晴らしい工作である。12軸駆動であって素晴らしい牽引力を示した。

トラックバックURL

コメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価:  顔   星
 
 
 
Recent Comments
Archives
Recent TrackBacks
Categories
  • ライブドアブログ