2012年05月19日

続々々々々 Daytonの航空博物館

COM_4113-2 この写真を見ると、どの程度大きな建物かが良く分かる。奥の飛行機はB-52だ。全幅 56 m もある機体が無造作に入る。
 筆者は物好きにも各地の航空博物館を訪問しているが、規模も質も、この博物館がNo.1である。
 全ての飛行機を、一応飛行可能な状態で陳列したのだそうだ。中には、エンジンを換装したものも含まれているようだが、とにかく飛ぶのである。その拘りは大したものである。
 この博物館を見ると、日本の博物館って何だろうと考えてしまう。

COM_4116peacekeeper この貨車は博物館の芝生の上にある。スパン・ボルスタを持った16輪の車輌である。この中には核弾頭付きの大陸間弾道ミサイルが入っていた。その名前は "Peacekeeper" である。
 冷戦時代に、ソ連からの核攻撃に備えて、この貨車50輌を用意して全国に展開させることにした。一列車二輌を連結し、シェルター内に保管する。必要な事態になったら、列車を引き出して、敵には予想不可能な場所に展開し、発射する。ピンポイントで狙われると、固定のミサイル・サイロでは発射前に攻撃されてしまうので、移動式の発射装置が必要とされたのだ。
 配備の準備ができた頃に冷戦は終結し、計画は放棄された。

 この貨車は積載時250トンもあり、8軸車とする必要があった。床下にたくさんの油圧ジャッキがある。ミサイルを立てるときの、安定性の確保に必要となるべきものだろう。

 側面からの写真は筆者が300mmレンズで写したものであるが、妻の方からの写真は、博物館の公表している写真からお借りしている。 

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