2012年04月17日

続 友人Harmon

COM_3824 sCOM_3825 sCOM_3828 s ハーマンはスクラッチ・ビルダである。手先が器用で、極端に細かい作業をこなす。作りかけの機関車が2輌あったが、どちらも気が遠くなるほど細かく作ってある。
 彼はイリノイ・セントラル鉄道が好きである。子供の時からすぐ近くに駅があって、入れ替え作業を見ていた。たまに特急が通過するのを、眺めた記憶があるからだ。

 彼はこのパシフィックに2年掛かっている。九割がた、完成の域に達している。ブラスと洋白との組み合わせである。火室の下部のMud Ring(マッドリング)があるのには驚く。電動模型でこれを作っている人は少数だ。火室は二重の鋼板で出来ていて、隙間に水が入る。水の中の不純物は火室下部に溜まりやすいので、それを時々排出する。その部分を「泥が溜まる部分」として、こう呼ぶ。 

COM_3833 sCOM_3835 sCOM_3837 s 手工具はイギリス製だ。リヴェット打ち出し機、3本ローラ、小型旋盤、小型フライス盤があった。
よく見ると旋盤はもう少し大きなのも買ってある。

COM_3839 s 加工硬化を実演した。このくねくねと曲がってしまうロストワックス鋳物のハンドル(キャブ内のターレットから来る長い軸付き)を固くしないと取り付けしにくいし、また曲がってしまう。
 鉄板の上に乗せて、ネジまわしの軸でこするだけで具合良く硬化し、ぴんとした。ハーマンは「知らなかった。こんな方法で硬くなるのか。」と驚いた。

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コメント一覧

1. Posted by northerns484   2012年04月18日 23:59
すばらしい工作です。
ひとつ質問があるのですが、真鍮と洋白との使い分けに関してHarmon氏は何かポリシーをお持ちなのでしょうか。
2. Posted by dda40x   2012年04月19日 05:53
洋白は硬いので薄くできるということを言ってましたね。
要するにリヴェットがカチンと出るということでしょう。
洋白は展性に富む合金ですから。

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