2012年04月07日

ゴミ箱の中

yhst-22106725251441_2203_82412769 今回のコンヴェンションで最も印象的だったのが、この事件だ。

 いつも古い書籍とか雑誌を並べている男がいる。毎年会うのでおマケしてくれるいい奴だ。今年は妙に御機嫌が悪い。たくさん並べてあるModel Railroaderの旧号が一つも売れないのだ。
「こんなことは今までなかった。Kalmbach社がDVDを出したからだ。」とブリブリ文句を言う。

「そうだね、あれを買った人は紙の本を捨てるかもしれないから、古本の供給が過剰になって、値段が付かないかも知れないね。」と言うと、「あああ、もう駄目だ。」と頭を抱えた。

 最終日の午前中に彼はMRの山をゴミ箱に投げ込み始めた。200冊くらいあっただろうか。そして残りの荷物を車に積み込んでさっさと帰ってしまった。
 残った我々は一応最終時間まで居たが、何人かが集まってそのMRを見ていた。

「図面は紙が良いね。」
「そうだよね。でも紙も劣化しているからすぐ破れてしまうよ。」
というわけで、何冊か引っ張り出してそれぞれが興味ある図面だけ外して持って帰った。帰宅して早速コピィを取り、原本は捨てた。拙宅には図面のコピィは何百枚かあり、綴じてある。時々出して眺めるのは楽しい。

 Kalmbach社の広告には、「計算してみよう。199.95ドルで912冊、一冊当たり22セント!」とある。あまり劣化はしないだろうが、DVDというメディアがあと何年用いられるのだろうかは心配だ。

Model Railroaderの電子配信の件はここに書いた。

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コメント一覧

1. Posted by DD51   2012年04月07日 10:19
外付けHDDで4〜5年。
DVDで10年程度で寿命と聞きました。
紙も劣化しますがデジタルのように
「突然死」がないだけ、信頼できますね。
2. Posted by 初瀬春日   2012年04月07日 11:58
デジタルと紙の良い面を生かして使い分けたいですね。

デジタル保存は確かに便利ですが、
今の所、何らかの「画面」で見るしかないのが
最大の不便だと思います。

もしも将来、紙のように薄いディスプレイができて、
紙の本と同じようにパラパラと見ることができる媒体ができたら
紙の媒体への未練はなくなるかもしれません。
3. Posted by dda40x   2012年04月08日 20:30
DVDやCDは自分で複製したものは数年で駄目になる可能性が高いようです。
プレスで作った「本物」は10年以上持つようですね。
次のメディアが出るころに移し替えるというのが正解のようです。

やはり紙の持つ便利さというのは捨てがたいものですね。


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