2012年01月22日

鉄道用語

 伊藤剛氏にはありとあらゆる鉄道用語を教えて戴いた。どうしてそんなことまで知っておられるのか、といつも感嘆する。

 "cornfield meet" という言葉がある。トウモロコシ畑での出会いではない。これは列車の正面衝突を指す言葉だ。
YouTubeでこのキィワードで探すとかなりの数の動画が見つかる。このリンクの動画はどちらかというとcornfield meet ではなく、下記の headlight meet というべきものだろう。
 トウモロコシは背が高いので、トウモロコシ畑の中を歩き回っていると突然誰かとぶつかってびっくりする。列車の正面衝突は、衝突の直前までぶつかることを予期できない。また、その種の事故は駅構内ではなく、トウモロコシ畑の中のような田舎で起こるのが大半だということもある。
 上記のリンクの衝突は駅の構内で起こっていて、ヘッドライトで互いを認識しているのでこの名がある。

 "podunk sleeper"という言葉も剛氏から教えて戴いた言葉だ。ポダンクというのは田舎町という意味だ。
 夕方、ターミナル駅を出発した優等列車は展望車の後ろに何台かのプルマン寝台車をつないでいる。夜中に到着する駅では、後ろから順番に切り離していく。寝台車の中にはその町止まりの客が寝ているのだけれども、明け方までそのまま寝ていても構わない。夜中にホテルを探さなくても良いようにする工夫である。展望車からの展望はないが、夜中であるから構わない。明け方には過ぎ去る景色が見えるようになる。
 放置された寝台車は昼間に旅客列車に付けて回収していく。これは1930年代の話である。筆者はこのタイプの編成を走らせて、悦に入る。

 "stud"という言葉も教えて戴いた。機関区に居る機関車群のことである。もともとは stud bolt の用例のように植え込まれたという意味である。本拠地が決まっているので必ず帰ってくるという意味で、どこそこの機関区のstud engine であると言う。  

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コメント一覧

1. Posted by YUUNO   2012年01月24日 15:44
深夜に切り離された客車ですが、電灯や空調はどうなっていたのでしょう?
客車には発電機が搭載されていたのか、駅から電源を引いたのか。夜明けまでの数時間程度ならバッテリー駆動も考えられますが、冷房は当時なかったとしても暖房はバッテリーだけでは厳しそうです。
2. Posted by dda40x   2012年01月26日 07:11
おそらく、朝の4時とか5時の到着でしょうから、暖房なしで我慢できる範囲なのでしょう。ただ、ホテルに行かなくても済むということだけの便宜を図ったのではないでしょうか。通路の照明はその程度の時間なら、電池で持たせることができるでしょう。
いずれにせよ、多人数が乗っていたとは思えません。

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