2011年12月25日

続 炭素棒ハンダ付け電源の頒布 総括

 母材が融けて凹みができるという報告が多い。それは通電時間が長すぎるのである。足踏みスウィッチの踏み方の練習をしなければならない。つま先で押さえるのではなく、かかとを付けて踏むのである。
 このかかとを付けて、というのがなかなかご理解戴けない。車の運転と同じである。つま先でアクセルペダルを踏む人の運転は加減速が大きく、乗り心地が良くない。かかとを付けてアクセルペダルを踏めば、細かい動作ができる。

 洋白板をハンダ付けすると、ブラス板の場合よりも融けやすいそうである。熱伝導率が低いので熱が逃げにくいのだろう。板の裏側まで熱が達するには時間が掛かるのだ。いずれにせよ加熱時間が長すぎる。炭素棒が赤熱するのが見えるようではいけない。赤くなるのがほとんど見えないくらい細かく通電すると、融かさず、目的の部分だけにハンダが流れるようになる。しかし、薄板はコテで付けたほうが楽かもしれない。

 赤熱した炭素棒からは有毒な一酸化炭素が発生する。それを防ぐためにも細かい調整が必要である。スライダックをお持ちの方は、供給電圧を下げるのも良い。一割下げると、出力は二割減になる。

 筺体内部の配線中、主電流が流れる部分の電線をどのように接続するかお悩みの方もいらっしゃるようだ。希望の方には適当な長さに切った太い電線に両端とも圧着端子を接続したものを供給することも考えている。
 電線、端子とも手元にあるのは少ないので購入しなければならないが、量が少ないので金額は知れている。ご希望の方はコメントを通じて<私信>としてお知らせ願いたい。希望数により単価がかなり変わるが、百円の桁で収まるはずだ。

FEB_3742 筺体内のトランスの配置で面白い御意見も戴いている。全体の重心を真ん中に持っていきたかったので、トランスを斜めにして中心に持って行ったというのである。確かに持ち運びする回数は少ないが、そのほうがよいかもしれない。筆者は持ち手を重心の真上に付けている

 あぐらをかいているので、足踏みスウィッチ以外の方法はないかというご質問があったが、これは設計者の意図から大きく外れている。自動車をあぐらをかいて運転したいというのと変わらない。
 椅子に座って工作されるようにお勧めして、それができないようなら返品を、とお願いしている。

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コメント一覧

2. Posted by mako   2011年12月26日 23:46
先日の連休で組み立てました。
フットSWの踏み加減にコツがいるようですが、
慣れば気持ちよく半田付けができます。
フローリングの床でSWが滑るので、裏に
滑り止めを付けたことと、トランスの場所の関係で、
SWの線を延長しています。
どうもありがとうございました。


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